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2019年7月の記事一覧
ジャッキー・チェンは今や傍流の存在に――ブルース・リーから『イップ・マン』へ!カンフー映画の盛衰と進化の旅
――ブルース・リーやジャッキー・チェンの主演作を中心に、日本でも一大ブームを巻き起こし、後にハリウッド映画にも大きな影響を与えたカンフー映画。一方、近年の日本で話題になったのはジャッキーの主演作程度だ。こうしたカンフー映画は、その原産地の香港と、返還を受けた中国でどのように進化を遂げたのか?
近年のカンフー映画で大ヒットを記録した『イップ・マン』シリーズ。
本誌読者であれば、一度は心を奪われ
政治や差別に翻弄される民族――“朝鮮族”をつなぐサッカー文化
――政府からのトップダウンで強化を推し進めている中国サッカー。多額の金を投入し世界中から強力選手を買いあさるその裏には、「中国サッカーの故郷」と呼ばれる土地に住む少数民族たちの奮闘があった。
ホームスタジアムでの応援は、横断幕もハングルと中国語両方だ。
金満主義が染みついた中国プロサッカー界にも「清浄地域」は存在する。資金難に苦しみながらも成績に恋々とせず、フェアプレーを徹底し中国サッカーフ
世界企業タグホイヤーから地元の青島ビールまで――リーグ優勝賞金は驚愕の70億円! Jリーグも完敗の中国サッカー
――欧州や南米から有名選手を、あり得ない金額で“爆買い”することで有名となった中国サッカー・スーパーリーグ。今や、資金力や観客数ではJリーグを凌駕するほどになっている。ただし、あまりの状態に中国政府もやんわり規制に入っている状態のようだ。このまま、中国サッカーバブルは終焉してしまうのか?
「中国の人々にとって、金額は問題ではない」
中国・スーパーリーグの取材を始めた際、広州恒大淘宝足球倶楽部
パク・チョンヒ政権の利権誘導で対立が悪化!――いまだに根強い?韓国国内の地域差別
『増補 光州事件で読む現代韓国』(平凡社)
――学歴信仰や男尊女卑など、さまざまな差別意識がはびこっている韓国だが、地域差別もかなり深刻な問題だという。
保守派が多いとされる「日刊ベストストア(イルベ)」ではたびたび、「全羅道」という韓国西南部にある地域が卑下の対象となる。例えば話題となっている人物が同地の出身者の場合は嘲笑の的となり、同地ではガンギエイ(ホンオ)の刺身が郷土料理であるこ
女性嫌悪もすごいが、男性嫌悪もすごい!?――芸能人を追い込み遺族を愚弄!社会問題・韓国ネット民の闇
――日本で韓国の芸能人の自殺が報じられる際、「背景にはネット上での苛烈なバッシングがあった」と伝えられることもある。日本よりもネットの普及が進んでいる韓国だが、同国の人を死に追いやるまでのネットコミュニティとは、どのようなものなのだろうか?
あるイルベ会員によってニューヨークのタイムズスクエアに現れた、ノ・ムヒョン元大統領のニセ広告。
5月末に自殺未遂を起こし、療養中と伝えられていた元KAR
中韓を股にかける人気モデル――『MAXIM KOREA』にも登場!韓国人気モデルグラビア
【拡大画像はグラビアギャラリーでご覧いただけます。】
(写真/TOMOHISA KINOSHITA・CUBISM.INC)
――ヒュンダイ自動車の中国広告や、韓国の女性誌『Ceci』の専属モデルを務めるなど中韓を股にかけ活躍するモデルのジェナが、今特集のために一肌脱ぎ、魅せに魅せてくれました。
本特集のグラビアに相応しき逸材、中韓を股にかけモデルとして活躍するジェナさん。現在は日本での活動
政府のバックアップで美術館建設ラッシュも――今やアジアの中心に大発展!中国アート市場の成熟度
――「アート・バーゼル香港」がアジア最大のアートフェアとして機能し、上海では大型の美術館が次から次へと建設されているが、2018年には草間彌生の“贋作”展覧会が開かれたと報じられ、物議をかもした。一体、中国のアートをめぐる環境はどうなっているのか? 市場と政策の観点から、その実態を見ていこう。
発電所を改築した上海当代芸術博物館。(ホームページより)
現在、中国の美術市場は、アメリカ、イギ
世界が注目する上海ファッションウィークとは?――ドルガバ炎上後もブランド進出!中国ファッション界の急成長とリスク
――近年、上海ファッションウィークに出展するブランドは中国国内/国外問わず増え続け、世界的に通用し得るハイセンスな国産ブランドが頭角を現している。しかし一方で、ドルチェ&ガッバーナのPR動画が大炎上し、中国市場を一瞬にして失うという出来事もあった。そんなこの国のファッション界の実態を見ていこう。
大炎上したドルチェ&ガッバーナのPR動画。これのせいで、中国市場を失った。
2018年11月、ド
フォロワー1000万人以上の動画がごろごろ……この中国食動画が見たい!2019
――13億の人口を抱える中国では、動画配信も一発当たればデカイ! 中には7000万人のアクティブユーザーを抱える動画もあるようだ。
[グルメドキュメンタリー]若者が熱狂した串焼きグルメ
【1】人生一串(串焼きこそ人生)1】人生一串(串焼きこそ人生)
[ジャンル]串焼き屋台紹介 [配信]ビリビリ [視聴回数]5697万回再生
二次元オタクが集う動画サイトが作成した作品。牛や豚、羊、鶏、魚な
テンセントにネットフリックスも参戦!――もはや毒肉まんは過去の話!国家も支援する中国食動画
――中華料理なんてものはない――中国の広大な国土の中で多様な民族がおりなす食を紹介する動画が今、熱い。さままざな形で同地のグルメを追求する動画が中国では大量に生産されており、ユーチューブなどで配信されている。13億人の人民がユーザーが熱狂する、ハイクオリティグルメ動画をご紹介!
ネットフリックスで配信されている『美食の起源』は、1話15分程度。ついつい連続して見入ってしまうのには、ちょうどいい長
乃木坂なんてもう古い!? 次はチャイナだ!今バズってる中国アイドル6選
――ここでは今現在中国で人気急上昇中のアイドルをボーイズグループ、ガールズグループに分けて紹介。キンプリよりも乃木坂よりも魅力的!?
(画像は全て百度百科より)
【1】中国に舞い降りたKing&Prince
NINE PERCENT
メンバー:カイ・シュクン、チェン・リーノン、ファン・チョンチョン、ジャスティン、リン・ヤンジュン、ワン・ズイー、ジュー・ジェンティン、シャオグイ、ヨウ・チャンジン
乃木坂よりもキンプリよりもバズってる!――“中国芸能界”が大変革を迎える!空前絶後のアイドルブーム狂想曲
――今、中国では空前絶後のアイドルブームが訪れている。日本ではもはや珍しがられることもなくなったアイドル文化も、中国では新鮮な感動をもって熱狂を巻き起こしているという。その実情を追った。
18年の「今年中国で影響を与えた人物」に、女子アイドルとして初めて選出されたヤン・チャオユエ。かわいい。(写真/Imaginechina/アフロ)
2018年末、政府系娯楽メディア「中国新聞周刊」が発表した
K-POPの全米進出四方山話……BTSが成功して少女時代がコケた理由
『BTS 防弾少年団 RISE OF BANGTANG』(ハーパーコリンズ・ ジャパン)
――昨年、ビルボード・アルバム・チャートで首位を獲得してから、破竹の快進撃を続けるBTS。それよりさかのぼること7年前、BTSが所属する事務所より遙かに巨大な芸能事務所/レーベルである、SMエンタテインメント所属の少女時代が全米デビューを果たしている。が、お世辞にも称賛される結果を生むことはできなかった
完全にトレースしつつも、オリジナルに仕上げるK-POPの真髄――K-POP制作陣の本音から見えた日本音楽に突きつけられた課題
――全米におけるBTSの大躍進は本誌特集でも既報通りだが、彼らと同じく日本デビューも果たしているTWICEやBLACKPINKなど、K-POPアーティストの楽曲クオリティは極めて高い――。その認識は、今や業界内で通底している。本稿では、日本でK-POPの制作に携わる裏方に集まってもらい、その内実と苦悩を詳らかにする。
『K-POP Girls』(ミュージック・マガジン)
[座談会参加者]
A…