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動画タブー大全【2016年10月号第1特集】

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2016年9月の記事一覧

資料動画? それともリアルグロ動画? 本物の脈打つ内臓が見放題!? 医師自ら投稿する手術動画の意義

――動画サイトで「オペ」「手術」と検索すると山のように出てくるのが、医療現場の関係者がアップする「手術動画」だ。モザイクなし、R指定なしの生々しい動画たちは時に、医療関係者の教材として、好事家にとってのエンターテインメントとして活用されている。この手術動画について、医療現場、愛好家それぞれの視点から、その意義を聞いた。

本文中にご登場いただいた東京外科クリニック、大橋直樹医師の腹腔鏡下鼠径ヘルニ

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タブの開きすぎにご注意を!股間を制するもの、金をも制す!? 技術を駆使するエロ動画サイト

――こちらのページでは老若男女が楽しめる一般的動画サイトの勢力分布を見てきたが、男性読者諸氏おまっとさんです、気持ちも股間も屹立させる無料エロ動画サイトの内情を見ていきます。

(絵/長尾謙一郎)

 8%…26%…39%――誰もが経験したことのある動画を読み込むまでの待ち時間。こんな苦い経験と共に、我々はエロ動画と年を重ねてきたが、近年ではサーバへの負荷も軽減し、快適に楽しむことが可能となった。

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簡単にテロ組織とつながれる地獄の時代が到来! ISILの処刑動画を制作した日本人も? “闇”ウェブで生み出される殺人プロパガンダ動画

――ISILは巧みにネット動画を駆使している。人質を後ろ手にした脅迫や、交渉に応じなかった場合には、その首を切り落とすといった処刑動画を、以前はツイッターやYouTubeで配信することによって注目を集めていた。本誌は取材の中で、そんなISILの動画を制作したという日本人に接触した。インターネットの暗部“ダークウェブ”で行われたという、動画制作までの経緯と、その実態とは?

男性が制作に携わった動画

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「トカナ」編集者・大澤優貴氏が厳選!今、一番ヤバい動画が見れるのはコレだ!!

――最もタブーを恐れない、動画サイトについて、「トカナ」編集部の大澤氏に聞いた。

■“ニュース”の真実がここに!
LiveLeak
http://www.liveleak.com
テロや大事故などの現場にたまたま居合わせた人が動画をアップロードする場として、世界的なシェアと知名度を誇っている。ほかのサイトでは閲覧注意で削除するような動画でも、そのまま残すスタンスなので、IS(イスラム国)が関係す

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なぜ、人はグロ動画に惹きつけられるのか? 死刑から事故、死体動画まで網羅“世界一過激な動画”サイトの世界

――ネットの世界では、時に規制のかかったマスメディアでは考えられないような“グロ”画像や動画が閲覧できる。怖いもの見たさで一部の好事家から支持されているようだが、メディア論の観点から見ると、こうした動画、あるいはそれらを配信するサイトの趨勢は、どのような分析ができるのだろうか?

 商店に侵入した強盗に警官が発砲する。交差点を猛スピードで走行する2台の車の衝突。さらには、紛争地の最前線で犠牲になっ

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YouTubeに依存する動画業界に挑む新興勢力たち! これが今話題の動画サイトだ!

――2016年現在、有力な動画サイトを挙げてみた。

タダより怖いものはないまさに驚異の依存率!YouTube

設立:2005年(アメリカ)/サービス:基本無料(有料プランあり)/ユーザー数:10億人以上
今や「動画サイト」の代名詞でもある動画共有サイトの圧倒的王者。ニュース、ドラマ、映画、ミュージックビデオの動画はもちろん、政治家の謝罪会見や、AKB48総選挙の生中継など、配信コンテンツは多岐

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赤字、会員数の伸び悩み……死にゆく動画サイト、その敗因を考える



『できる100ワザ USTREAM ユーストリーム パーフェクトテクニック』(インプレスジャパン)

「誠に遺憾ながら、○月○日をもって、サービス終了となります」――有料であっても会員数を順調に伸ばし、猛威を振るう動画サイトがある一方で、ひっそりと姿を消していくサイトも。去る6月30日、スマホ向け動画サービスとして12年4月に開局した「NOTTV」が、すべてのサービスを終了。その理由は「想定し

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再生数200万回超の「地方創生PR動画」ブームを検証! 補助金で作られるオナニー動画!? 地方自治体PR動画の功罪

――地方自治体が制作するPR動画が密かに話題だ。ものによっては数百万PVを稼ぐものなども現れている。だが、巨額の自治体補助金を使い数千PVほどしか稼げない動画が量産されているのも実情だ。大手広告代理店も参入し、地方創生が盛り上がる中で、そこで生まれる齟齬や補助金ビジネスをひもとく。

「動画で地方をPR」と聞いて思い出されるのは、地方自治体バージョンの「恋するフォーチュンクッキー」ですよね……。

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YouTubeもウカウカできない新勢力の台頭! NetflixはAmazonに勝てない!? 動画サービスの最新勢力図

 YouTube、ニコニコ動画、Netflix、Amazonプライム・ビデオ――。これらを通じて日常的に動画を享受している読者は多いと思うが、実のところ、日本市場で覇権を握っているのはどのサービスなのか?今は勢いづいていても、将来的に消えてしまうものもあるかもしれない。まずは、動画サービスの現状を俯瞰してみよう。

『Star Creators!~YouTuberの本~ October 2016』

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二大動画アプリ「AbemaTV」と「LINE LIVE」の制作舞台裏――ネット炎上芸人だけが生き残る!? 番組制作者座談会

――「AbemaTV」も「LINE LIVE」も作っているのは、実はテレビでも活躍しているスタッフたち。いまだ実情がわからない、配信型動画番組の裏側と今後の可能性について、現場の生の声を聞いた。

渡辺直美のように、テレビでもネットでも絶大な支持を得ているタレントが、今後のキーマンになってくるかもしれない。

[座談会参加者]
A…テレビ制作会社社員
B…テレビ制作会社社員
C…放送作家

A 今

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