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夢物語122 (20090920)

 最初の方ほとんど忘れる。郊外のホテルのような場所にいたっぽい。

 マイクロバスのようなのに乗っている。自分の地元の方。T地区。後方にK川とA山地が見える。曲がり角のところに、近いうちにやるらしい選挙の候補者が13,4人横に並んでいる。皆、大きな封筒の束を抱えている。封筒の中には、選挙公約やプロフィールなど書いた紙が入っている。中にはちょっとした新聞みたいになっているのもある。

 バスに乗ったジジババは、その封筒が目当てらしく、一人で何枚もの封筒を奪い合うように取ってしまう。自分と後ろにいた事情を知らない老夫婦は顔を見合わせるばかりで何もできない。ようやく、2人分の候補者(ドレッドヘアみたいな頭に皮ジャンを着ているのに下にはモンペをはいている60過ぎのおっさんと、故アキノ元大統領のような容貌の、ショートカットで黄色いジャケットを着て眼鏡をかけたおばさん)の封筒を手に入れるが、後はもうない。

 封筒を取ったジジババは、その封筒をネットオークションで高い値段で売るらしい。そのあさましさに腹が立ちながらも、こんなのが売れるかと思う。

 いつの間にか、地元からIの頭公園の広場に場面が移っている。池の北側にある売店前にいる。そこに今度の選挙の模様を伝えた地元紙が売られているらしい。しかし、どう見ても東スポのパクリのような紙面。
(2009年9月20日)


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