川渡り

画像1 家の近くに湖がある。「悩まされ朝影宿る湖に入ればけぶりの晴れる風吹く」という拙作の一首が個人的には大好きだ。あの寝れないし、恋には敗れる。どうしようもない時期の象徴だと思える。また、野焼きの煙の匂い、何よりもプネウマ(風)による信仰を育み始めたあの時を、この一首に凝縮されていると思っている。そこから擦れて湖の違う形態を紡ぐようになる。すぐ忘れられるから、何度でも再録する。明日は、クリスマス礼拝。よいクリスマスを!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?