【短歌】「記憶の暴力」

ゆく春の夕時止まぬ苛みを許せ故郷の山につぶやく

駅舎には冷たい風が荒ぶとき帰路につく背広のまろき

友人の言葉を思い出す何気ない日常に咲く言葉の暴力

薄笑い 権力に媚びるの反対のアナーキズムもまた愚かしく見える

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