【短歌】「いらち」

イラつく校舎の音階にリビドーはシラのあたりで鼻をかむ

玉石混淆の石の方に投げられて隅田川の先には行かない

犠牲羊の燔祭 イサクを与えられたアブラハムの愛 残酷な愛

下の句から詠むことだってある君はいらちだ眼を赤く染め

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