それは生存表明のようなものであり、歌人として一行で寒中見舞いを送ってくるようなものなのだ。
つまり、写実だとか象徴だとか、あるいは、ロマン主義などという芸術的な立場など関係なく。

二週間前に対面で会った両親に
乾パンでは腹が満たないのです

と書き送るようなものが現代短歌なのだ

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