短歌の秘密 3
今日は暑かった。
街に出て歩くだけで身体の芯から火照っていた。
ユリシーズをこつこつと進めブルームの移ろいゆく幻想に惑わされている。
教会で新しい説教集(ボーレン)を読み始めて、翻訳文だから読みづらい。
新しい長歌構想も推敲段階になった。
ネチネチと足しては引いてちょっと変えて大胆に変えられる精神を持っていたい。
【短歌】
短歌の秘密 街を行けば人となり肩もぶつかる嗚呼生きている
薬局で順番を待つ間にいる赤子は見ては見られるを知らず
君はもう見られることに慣れていて魅せる艶やかなフレグランス
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