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ベツレヘムの星

風の時代に移行し始めた日から私の周りが動き始め、長年ツインレイと信じていた相手との間に遂にひとつの答えを見いだしたのです。

これは私が人生をかけて取り組んだミッションのお話です。

私はこのことをずっと心のどこかに留めながら生きてきました。魂の片割れと言われるツインレイ。

出会ってから28年。そこには数々の試練が待ち受けていて越えなければならない厳しいミッションが用意されていました。『魂の学び』のために出会う究極の相手。それがツインレイと言われています。

元々、頻繁に会えていたわけではなく、近くに住んでいながらも会うことはままならず、会えない期間の方が長かったので、それゆえ何度もくじけそうになり、ツインレイなんて私一人が都合の良いように思い込んでいただけなのかもしれないと何度も思ったりしていました。

それでも誰に何を言われようとも他の人とは明らかに違う存在だと言うことだけはわかっていたので、その意味を絶対に知りたいと言う思いは常に持ち続けていました。

地の時代から風の時代へ移行すると言われていた冬至が近づき、このタイミングで久しぶりに私から連絡をとってみようかと考えていた矢先に信じられないようなことが起きたのです。

もちろん相手は私のように考えていた訳ではないので私がこのタイミングで何らかのケリをつけようとしていたことさえ知りません。

それなのに相手が意図せず発した言葉があまりにも意外で驚きました。それがこれまでの私の考えてきた全てを肯定する一言だったのです。私はこれが聞きたかったのかもしれません。

まるで神様が私に聞かせるために用意されたような一言に私は思わず「えーーー!」と声をあげそうになりました。

私の空想でも妄動でもなかった。やはり最後のカードは向こうの手の内にあったのだとこれまでの全てが腑に落ちたのでした。

以前に瞑想会でクリスマスツリーのてっぺんの銀色の星が出てきたことがありました。その時は何のことかわからなかったのですが、それは「ベツレヘムの星」でした。

それもクリスマスイブの日に起きたのです。まるでそれが何かに記されていたかのように辻褄が合うのです。

更にその後、暫くして久しぶりに若い頃に大好きだった歌手が出てくる夢をみました。不思議なことにこの夢だけは目覚めてもその全容を鮮明に覚えていて、私はその夢を通してこの長い旅が本当に終わったことを知らされたのです。

この旅の始まりにも同じような夢をみていて、それも未だに鮮明に覚えていますが、この結末へと繋がる対のものであり、それがプロローグ(序章)だとしたら今回の夢はエピローグ(終章)とでも言うような始まりと終わりを告げるような夢でした。

昔、コンサートで聞いていた『見果てぬ夢』と言う曲の歌詞に『「遠い星」を追いながら』と言うフレーズがあり、それがずっと頭の中でぐるぐると巡るのです。

それは思春期にまで遡り、大切なメッセージがそこに秘められていたことをいまになって知ることになったのです。

そしてその「遠い星」こそが私にとっての「ベツレヘムの星」だったことに気づいた時、ツインレイのことも全てが一本に繋がりました。

これまでの人生のあちらこちらに散りばめられていた欠片を拾い集めてきた結果。ひとつひとつが私にとってのベツレヘムに辿り着くための手がかりだったということです。

私がずっと探していたもの。それは時空の中で迷子になっていたもうひとりの自分を救出することでした。ツインレイと言う対称(あえてこの字を使いました。)を得たことで私は相手の中に自分を投影していましたが、最後の切り札はやはり相手が持っていました。

もし自分の人生のシナリオを自分が決めて生まれて来たのだとしたら、こんな面白いシナリオを書いた私は素晴らしい作家ではないかと自画自賛しています。

そしてベツレヘムの星とは、、

一般には三賢者をイエスの生まれる場所へ導いたとされていますが、実際のところは何であったのかは解明されていないそうです。

そしてその中の一説に「土星と木星」「木星と牡羊座」に関する記述が出てきますが、実は私は牡羊座であり木星です。

ちなみにこの木星と言うのはある占いにおいての分類ですが、なんとそれを思い出せてくれたのが自ら土星と名乗るツインレイである相手だったのです。

しかもこれが風の時代へ移行する狭間の木星と土星が急接近するグレートコンジャクションというタイミングでした。

正に宇宙は完璧なのですね。それとも私の設定が面白いのか。

それにしてもこんなにも長い歳月がかかるとは。
子どもの頃からよく迷子になっていた私らしいと言えば私らしいお話かもしれません。

私にしか理解できないであろうこの貴重な体験を最後まで読んでいただきありがとうございました。



























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