天然芝か土か。
イギリスでサッカーのコーチをしていて思ったこと。
イギリス人で
土でサッカーをしたことがある人はいない
そういえば、試合後の道中にボソッと呟いた、
「雑に管理された天然芝(かなり多い)でやるより、土でやる方が好きなのよ」
という発言にイングランドの友人がかなり驚いていたことを覚えている。
彼らからしたらサッカーを土の上でやるなんて、バスケを芝の上でやるぐらい常識外のことなのだろう。
でも確かに、イギリスに土のグラウンドなんて一切ないし、ましてや羊の数の方が人の6倍ぐらい多いこの国に置いて天然芝を見ない日はほとんどない。
イギリスなんて
芝・ビール・芝・芝・ポテト・芝・サッカー
そんな国だ。
それに加えて、ドライな天然芝かといったらそうでもなく、雨がたくさん降るこの国は大抵芝も濡れている。
土台がしっかりしてなければ、スパイクのポイントに土が挟まり滑り散らかすし、パススピードも200ccぐらいになる。しかも、いざトラップ出来るかと思うとノリッジなみに昇降格を繰り返す。
無礼すぎます。はい。
でも、その環境ってイギリス人の育成年代の足腰の成長やテクニックの向上に間接的に繋がってるのかなって。
そんなことを思います。以上です。
ちなみに多分、古代イングランドサッカー(前にデカいやつドカン)はその土台の悪さからきてる。多分ね。
さようなら。
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