「生」が好きなんです。
先日、ある音楽事務所の社長のFacebookの投稿を読みました。
かなりの長文の投稿で熱い思いが伝わってきました。
その中で書かれていたことは配信ライブはしない!
ということ。
伝統のある会場で所属アーティストの周年ライブができるようになった。
会場に入れる人数は減らされるけど、会場代は同じ。
だから昼、夜2回公演で内容を変えると。
配信ライブをしないでライブを続けられる方法を探るって。
私はこれを読んで愕然としました。
ファンのことよりも自分の会社の経営のこと、
そしてアーティストがいいホールでパフォーマンスをすること、
ファンのライブに行きたいけど行けないは後回し、
私はそう読み取ってしまった。
もしかしたら違うかもしれませんよ、意図はね。
でも田舎に住む私からしたら
コロナウィルス感染拡大の影響関係なく
東京でのライブに行くことはかなり難しいんです。
もちろんお金と時間のあるときはいいと思いますよ。
でもそうじゃないときもある。
特にその事務所のアーティストのファンは高齢の方が多いいんです。
移動することが年々難しくなってきます。
「その方々のライブに行きたい」を叶えることも必要ではないでしょうか?
もちろん、クラシックだし、
いい音響のホールで聴いてほしいという気持ちもわかります。
でも、こだわる方は自宅にオーディオルームを持っている方もいます。
そのような方々は大きなスクリーンでいいスピーカーで
それをご自宅でゆっくりと楽しむことができる。
もちろん、配信の画質や音質はホールにはかないません。
でも、またライブにいきたい、
今歌っているアーティストと同じ時間を過ごしている、
その気持ちが生きる糧になるんじゃないかと思うんです。
もちろんね、昨日書いたようにライブDVDとかBlu-rayとかも
いいと思うんですよ。
配信に比べたら格段に音質も映像もいいと思いますよ、
でも・・・・
セットリストもその時に知りたいじゃないですか。
特典映像よりも音質、画質よりも
「今演奏している!」ということを感じたい。
もちろん、クラシックファンは違うかもしれません。
私はクラシックもロックもポップスもヒップホップもブギウギも
同じように聞くの雑食なので理解できないのかもしれない。
この事務所の社長は私の少し年上。
実際にかなりお世話になっていますし、
大好きなアーティストにも会わせてくださいました。
素敵な音楽を提供されていると思っています。
素敵な企画もたくさんされていますし、
そして尊敬もしているんですよ。
だからこそなのかもしれません。
ちょっとがっかりしたんですよ。
新しいライブの形を否定していらっしゃるのが。
もしかすると何かしらの新しい方法を考えていらっしゃるのかもしれない。
でも・・・。
と思ってしまいました。
withコロナの新しい生活様式ってまだまだ分かりません。
ただ言えるのは「生」が好きなんです!
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