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ヒト臨床試験トータルサポートサービスの提供を開始しました!

こんにちは。サイキンソー広報の山藤です。
今回の記事では、新たに提供を開始した新サービスについてお伝えしていきます!

サイキンソーでは、研究支援を行う「Cykinso Research」というサービスを提供しています。これまでは、腸内・口腔内細菌叢解析の受託や、腸内細菌叢の匿名加工情報の提供などを中心に300件を超える研究を支援してきましたが、この度「Cykinso Research」で新たなサービスが誕生しましたので、本日はその情報をお伝えしていきます!


ヒト臨床試験トータルサポートサービスとは

まずは、簡単にサービスの概要をご紹介します!
「ヒト臨床試験トータルサポートサービス」とは、サイキンソーが提供する腸内フローラ検査「マイキンソー(Mykinso)」を受けたユーザーから被験者募集を行い、臨床試験の【計画・被験者募集・実施・論文化】までの全工程を一気通貫でサポートするサービスです。

■「ヒト臨床試験トータルサポートサービス」の流れ

サイキンソーが保有する腸内細菌叢のデータベースは最新で累計12万検体を超え、国内トップクラスの被検者コミュニティを誇ります。

この大規模なデータベースの中から、年齢・性別・既往歴などの属性情報や生活習慣・菌叢タイプ・特定の腸内細菌の保有割合などをご要望に合わせて選択し、被験者募集をすることができます!

(※プレスリリースはこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000015042.html

開発背景

腸には、体の免疫細胞の60~70%が集まっているといわれており、健康を司る大事な臓器と位置づけられています。近年では「脳腸相関」と呼ばれる脳と腸の関係にも注目が集まっています。「腸は第二の脳」と呼ばれるほど、メンタルヘルスも含めた全身の健康に関わるものとして注目が高まっているのです。

このように新しいエビデンスが続々と明らかになり、腸内細菌叢への社会的な注目がさらに高まっているのです。

実際に、Cykinso Researchをご利用いただいている企業や研究機関の皆さまからも、「自分たちが研究・開発をしている商品の摂取によって腸内細菌叢がどう変化するかを詳細に調査したい」というお声も多くいただいていました。サイキンソーとしても腸内細菌叢の解析のみに留まらず、研究の企画段階から一貫してサポートができないかずっと考えていました。

そんな折に、マイキンソーの受検数が増加し、24年6月現在で累計12万検体以上のデータベースとなりました。国内トップクラスの被検者コミュニティの構築が進んだことで、被験者募集からワンストップの研究支援が可能となり、全ての工程を一気通貫でサポートする体制が実現しました。そこで、サイキンソーが保有するナレッジを最大限に活用し、企業の商品開発や研究機関の多面的なニーズに応えるために、「ヒト臨床試験トータルサポートサービス」を開始いたしました!

開発責任者のコメント

株式会社サイキンソー 
BtoBビジネスユニット ユニットリーダー 福島 崇芳

「Cykinso Research」の提供を通して、これまで300件を超える研究支援を行ってまいりました。ご支援をさせていただく中で、食品メーカーさんなどを中心に「食品摂取時の腸内環境への影響や評価を知りたい」というお声をいただく機会が多くなりました。

サイキンソーとしても、こうしたニーズに応えていきたいとずっと考えており、今回満を持して「ヒト臨床試験トータルサポートサービス」の開発に至りました。

企業や研究機関だけでなく、研究に参加いただくマイキンソーのユーザーさまからも、研究への参加を通して「健康な社会づくりに貢献している実感が得られて嬉しい」とのお声も有難いことに多数いただいております。

モニター参加依頼のお知らせ画面


検査を提供するサイキンソーだからこその強みを活かして、企業や研究機関の皆さまにも、マイキンソーのユーザーさまにも好循環が生まれる新しいエコシステムを形成することができるのではないかと考えています。

「ヒト臨床試験トータルサポートサービス」を通じたエコシステムの循環イメージ


今後は研究支援のみに留まらず、商品開発や販売・マーケティングのご支援などを含めた多面的なサポートができるサービスを目指してまいります!

新サービスについて、記事を読む前よりもご興味を持っていただけましたでしょうか?
今後もサイキンソーのニュースについてnoteでお伝えしていきますので、次回の記事もお楽しみに。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。