自分の性に疑問を持った私の話

皆さんは自分の性別について考えたことはありますか?
健康診断、履歴書、お手洗い、この世には「女性と男性」がありふれてます。
でもそれって本当にそうなんでしょうか?
2つに分けていいのでしょうか?そもそも分けられるものなのでしょうか?

ずっと、嫌でした。
「女の子なんだから」っていう言葉が。
女の子だから肌は白くなきゃいけない、おしとやかじゃなきゃいけない、スカートを履いた方がいい、髪は長い方がモテる、メイクもしてないといけない、

今思い返してみると、違和感を覚えたのは中学生の時でした。サッカーを幼少期からやっていた私は、男の子(この表記も嫌だけど。身体的性別という意味で使わせてもらいます)に混じって、サッカー部に入ってました。
その頃からずっと「なんで女がサッカーやってるん」「すごいね」と言われておりました、
当時純粋に人数が少なかったこともあるだろうけど。でも悔しかった、「女」という性別であるだけでなめられることが。別にそこに性別は関係がないとずっと思ってました。

今は建設系の会社で働いているためか、ここでもよく言われます。「女の子が現場に出るのか〜」と。純粋に悔しいですし、性別関係なく活躍していけるということを証明したいとも思ってます。

私はおそらく、ノンバイナリーにすごく近いんだと感じています。でも身体的性別が女性であることは認識していますし、今まで恋愛対象になったのは男性だけです。履歴書の性別欄や服装で悩んだことはありません。だから、なおさらわからない。自分が何者であるのか。

ただ、性別で色々と言われたくないという思いだけはあります。「私は私」という思いは人一倍強い、
髪が短いのも、スカートを履かないのも、日焼けしていることも、考え方がさっぱりしてると言われるのも、趣味が女らしくないと言われるのも、全部「私」であるために必要なことです。私がしたいことをして、好きなことをして、やりたいようにやって何が悪い!と常々思ってます、

ただそういう性格なのか、それともそういう性別に入るのかは分かりません、それもどっちでも良いとすら思ってます。

ここで皆さんに伝えたいことはただ一つ、
自分にとっての「当たり前」は、相手にとって「当たり前ではない」ということです。
性別に限らず、親のこと、考え方、友達関係、育ってきた環境、全てにおいて言えます。

このことに気づくまでに、私はかなり時間がかかりましたし、たぶんまだまだ人を傷つけてしまってるんだと思う。でもそれでも足掻いていくしかない、このことを忘れずにいるしかないです。
もし傷つけてしまったときには謝るしかないのです。

もっと広い知見と深い人間になりたいなあ

長々と書いてしまった…(n回目)。もし不快に思われた方がいたら申し訳ないです。あと自転車旅の途中に挙げるタイトルじゃない。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
ナツミ

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