初note

 こんにちは。素人ボクシングマニア、テトラサイクリンと申します。
 よく分かっていないまま、noteというものを始めてみました。え?始めた動機ですか?えーと…単に何となく思い立ったからです←。まあほら、思い立ったが何とやらという言葉もあるじゃないですか、ええ。ということで、今後はたまにnoteの方でもつらつらとボクシングに関して書き記していきたい所存であります。
 noteの方でもと申しましたが、私のことを知らずに気になった方のために念のため。私普段はTwitterに常駐()してボクシングのことだけを文字通り呟き散らかしております。ご興味ありましたら覗いてみてください。時間の無駄にならない保証は致しませんが。
Twitterをフォローして下さっている方、いつもあんなアカウントにたくさんの反応を下さいまして本当にありがとうございます。

 さて、1発目の投稿ということで何を書こうか迷いますが、恐らく私のことをご存じの皆さんの中では、私と言えば試合予定だと思うので(思い上がんなという真っ当な批判は胸の内にグッと留めて頂いて)、今週末に行われる予定の海外の試合について書こうかなと。
・・・大丈夫ですね?ちゃんと胸に留めましたね?

 冗談はさておきまして、今週末(2/19)に行われる主な興行は2つあります。1つはエディ・ハーンのMatchroom Boxingが手掛けるノッティンガム興行、もう1つはオスカー・デラホーヤのGoldenboyによるカリフォルニア興行です。4/8のAmazon Prime興行のインパクトが強すぎて思いのほか話題に上がっていない印象がありますが、どちらも見逃し厳禁の大注目試合がメインとなっておりますよ。ちなみに両プロモーションとも配信プラットフォームはDAZNですので、日本でもDAZNでいずれも観戦可能です。

 まず前者。メインはWBA世界フェザー級タイトルマッチ、王者リー・ウッド VS 挑戦者マウリシオ・ララです。
こんなnoteを読んで下さってる我が同類のマニアの皆さんなら多くが知っているかもしれませんが、王者のリー・ウッドは昨年3月、ロンドン五輪銅メダリストのマイケル・コンラン(アイルランド)を、年間最高試合の死闘の末に衝撃的な12RKOで退けた英国人王者です。ウッドにとっては、前王者のシュ・ツァン(中国)を12R残り17秒に劇的KOで下して初獲得した王座の初防衛戦でした。その激闘の甲斐もあって、今でこそ高い評価と人気を誇るウッドですが、試合前は、五輪メダリストでWBA世界フェザー級暫定王座の獲得経験も持つ無敗のコンラン相手ということもあり、王者ながらややウッド不利と見るファンも少なくなかった印象を受けます。事実私もそうでした。
 そもそもウッドは、ツァンに勝つまで目立たなかった選手だった上に当時既に33歳、準王者クラスの相手にも2敗しており、言い方は悪いですがいわゆる「穴王者」という見方をするファンも散見されました。他3王者が強豪揃いだったこともあり、正直そう思われても無理はなかったかと思いますが、コンラン戦で自らそんな評価を跳ね返して今ではすっかりフェザー級トップ戦線の一角となったのです。それにしても、2試合連続での12RKOというのはなかなか珍しいですが、そこがウッドの粘り強さと勝負強さが見て取れるところかなと思います。
 次に挑戦者のマウリシオ・ララ(メキシコ)ですが、こちらは一言で言うと「攻撃は最大の防御を地で行くどファイター」です。ド突き合い上等で、ディフェンスは上手い方ではない、というよりそもそもディフェンスのことをあまり考えないというタイプですが、その分とにかく攻撃力は凄まじい。まさにメキシカン。どれくらい凄いかというと、2年前に当時無敗の前IBF王者ジョシュ・ウォーリントン(イギリス)をダメージが心配になるほど壮絶にノックアウトしてしまったほど。当時ウォーリントンを応援しながら見ていた私は、センセーショナルなKO+衝撃の大番狂わせという必殺のコンビネーションによって早朝から意識を失いかけました…。
ちなみにその時は、前述のシュ・ツァンとの統一戦(厳密に言うと違うのですが)が決定まであと一歩というところで頓挫したウォーリントンが、何を血迷ったか、なぜかIBF王座を自ら返上してしまった直後でした。これは私の推測も入りますが、当時の指名挑戦者が1度戦った曲者キッド・ガラハドだったことも関係したかもしれませんね。
つまりウォーリントンvsララはノンタイトル戦として行われたわけですが、仮にウォーリントンが王座を返上せずに調整試合として行われていたならば、ララはその時点で晴れてIBF王者だったはずなのです。
 そういった経緯もあり、海外ではララは事実上の王者といった見方をされることも多いです。すなわちウッドvsララというのは実質的な統一戦と言えるわけです。しかもですよ、コンランと死闘を繰り広げたことからも分かるようにウッドも不屈の闘志とタフネス、パワーを武器とした好戦的な選手のため、この2人の対戦はもはや面白くならないはずがない試合なんです。個人的にはやる前から年間最高試合候補の試合なのではとさえ思っております。

 めちゃくちゃ長くなってしまいましたが、今週末に行われるウッドvsララがどれほどアツい試合か伝わりましたでしょうか。そんなこともう知ってんだよ!ダラダラとバカ長い文章読ませやがって!とお怒りの方もいらっしゃるかもしれませんが、1発目の記事ということに免じて、拙い文章をお許しくださいますと幸いでございます。
ちなみに前座にはライト級プロスペクトのゲイリー・カリー(アイルランド)、Sライト級プロスペクトのダルトン・スミス(イギリス)という私が激推しする2人の選手が揃い踏みしますのでそちらにも是非ご注目を。

 いや~、それにしても、文字数制限が無いというのは良いですね~。いつもTwitterで字数制限と戦っているので尚更感じます。おかげでもう1つのカリフォルニア興行の方書けませんでした()。…というわけなので、そちらはまた明日か明後日に投稿します。読んで下さってありがとうございました。

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