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印刷業界からSaaSへ!
新しいUXリサーチャー が加入!

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オープニング(00:00)

Sam/皆さんこんにちは、デザイナーのSamです。この番組は、サイボウズデザイン&リサーチグループのメンバーが日々の活動や取り組みを雑談形式で紹介するコンテンツです。デザイン、リサーチ、アクセシビリティを軸に、サイボウズデザイン&リサーチグループの今をお届けしつつ、メンバーの人柄やチームの雰囲気をお伝えします。初めてのナビゲーターで少し緊張なんですけど、本日も楽しくお話していこうと思います。
今日のタイトルは「デザイン&リサーチチーム新メンバー紹介」というものになっていまして、前回の新メンバー紹介は、先輩のNiaさんが私を紹介していただいたのですけど、今日は、リサーチャーとして入社されたさとゆうさんと一緒にお話していこうと思います!よろしくお願いします!

さとゆう/お願いします。

Sam/はい、それでは、まず最初に自己紹介ですね。さとゆうさんお願いします。

さとゆう/はい。サイボウズのデザイン&リサーチチームでUXリサーチャーをしている齋藤雄太といいます。チームのみんなからはさとゆうという風に呼ばれています。お願いします。

Sam/お願いします!まあ、最初は自分が気になった事なんですけど、なぜさとゆうという名前ですか?

さとゆう/実は同じデザイン&リサーチチームに「齋藤祐太」さんっていう同姓同名の先輩がいまして、実はその方に転職の時の面接もしていただいたんですけども。

Sam/え!そうなんですか!

さとゆう/そうなんです。でややこしいよねっていう話になって、で入社初日のデザイン&リサーチの定例会議で、みなさんにあだ名をつけてもらったという感じですね。

Sam/なるほど!今までそのさとゆうというニックネームじゃなかったということですね。

さとゆう/じゃなくて、サイボウズに入ってつけてもらったっていう感じですね。

Sam/なるほどなるほど。

リサーチャーになりたいきっかけ(2:07)

Sam/リサーチャーとして入社されたということですね。リサーチャーになりたいきっかけは自分がお聞きしたいなと。

さとゆう/僕は6月にキャリア入社をしたんですけども、もともと印刷会社でデジタルマーケティングのお仕事をしてたんですね。で、もうちょっと具体的に言うと、webサイトの制作とか、あとはモバイルアプリの開発とかっていうお仕事をしてたんですけど、その中でUXっていう言葉に出会って、独学で勉強したり、実践で色々試しているうちに、そのUXのデザインの中でもUXリサーチっていう分野がすごく面白いなあと思って、UXリサーチャーっていう職種としてお仕事ができる会社を探してたっていう感じですね。

Nia/UXっていう言葉を見つけたっておっしゃられたと思うんですけど、どこでとか具体的に。

さとゆう/まあ、その明確にこの時っていうタイミングがあったわけではなくて、そのいろんなデジタル系のいろんなところでちょっとずつ、どうやらUXっていうのが大事らしいみたいな話をいろんなところに聞くようになってきてっていう感じですかね。

Nia/目にすること、耳にすることが多くなってきて…

さとゆう/…耳にすることが多くなってきて、自分で調べてみてっていう感じですかね。

Nia/それがやっぱりリサーチに関係するなって直感的に感じたというか、周りの方が結構されてたみたいな感じなんですか、UX。

さとゆう/いや、周りというか、環境面で言うと、僕の前職の会社はその分野にそこまでノウハウとか、スキルとか知識のある方がたくさんいるっていうわけではなくて、結構独学で勉強しなきゃいけない環境ではありました。

Sam/うんうん

独学でUXを勉強したこと(4:17)

Nia/もうすごいですね。その独学でやるわけじゃないですか?そういうのってやっぱ参考書をあれしたりとかネットで調べたりとか、そういう感じで勉強したんですか?

さとゆう/そうですね。もちろん本を読んで、まあ、そのやり方を真似てみるっていうのもあり、あとはもう本当に実戦の中で試行錯誤しながらちょっとずつ学んでいくっていう感じですかね。

Nia/なるほど。ありがとうございます。

Sam/実践ってどういう風に実践したんですか?

さとゆう/そうですね。さっきもちょっと言ったんですけど、ウェブサイトの制作とか、モバイルアプリの開発みたいなところがメインのお仕事だったので、その中でユーザーさんに意見を聞いてみようとか、あとはプロトタイプを使ってちょっとテストしてみようみたいな手法をちょっとずつ取り入れながらやっていたという感じですね。

Sam/なるほど!

Nia/すごいですね。本当な独学でやっていくって結構モチベーションとか大事ですよね、やっぱり。

さとゆう/そうっすね。まあ、その点で言うとサイボウズは、本当にUXリサーチャーを専任でやられている方がいるので、本当に学ぶ環境としてはむちゃくちゃいいなって思ってますね。

Nia/そうですよね。もう専門的にというか、結構特化してそこはやっているから。あんまりないんですかね?どうだったのか、他社さん。

さとゆう/そうですね。UXリサーチャーっていう職種で募集してる企業ってあんまりないですね。UXリサーチャーは大体UXデザイナーが兼任というか、みたいな形でやるのが多いので、UXリサーチャーという職種で募集されているのはかなり少ないんじゃないかなと思いますね。

Nia/うんうん。

入社して、実際にUXリサーチをどのように学んでますか?(6:36)

Sam/今までその独学でUXを学んでいきましたんですけど、それはサイボウズに入社して、じゃあ実際にUXリサーチをどのように学んでいますか?

さとゆう/そうですね。いくつかあるんですけど、一つは先輩のリサーチャーに、香村さんという方がいるんですけども、その方から座学と実践を交えた研修みたいなのをしていただいているというのが1つと、あとは、本当にほかのリサーチャーの方と一緒にUXリサーチのプロジェクトに入って、一緒にやりながら学んでいくっていうところで、あともう一つがリサーチャーで集まって、みんなで本を読む輪読会っていうのをやってるんですけども、まあそのあたりで日々学んでいるという感じですね。

Sam/なるほど、なるほど。

Nia/その輪読会ではどういった本を読んでる?とかって紹介してくださることできたりするんですか。

さとゆう/ちょうど今読んでる本で言うと、「デザインリサーチの教科書」という本を読んでますね。

Nia/ああ、どういったなんかざっくりした内容、それはもう手法が書いたりとかするんですか?

さとゆう/そうですね。手法、具体的なその手法も書いてありますし、なぜ、今デザイン・リサーチとか、UXリサーチが重要なのか?みたいな所かな。それを組織に定着させるにはとか、どういう組織の体制が良いのか?みたいなところまで、結構幅広くんですね。

Nia/すごいですね。概念だけじゃなくて、こう実践的な、どういう風にそれをチームとか会社で定着させていくか、みたいなところまでこう書いてあるっていうは、なんか学びが多そうな本ですね。

さとゆう/そうです。なので、単なる手法書いてあるよりも、じゃあ自分たちの組織に導入するにはどうしたらいいのかみたいなところが結構想像しやすいのかなと思っています。

Nia/たしかに、具体的に考えられますね、面白そう。

Nia/あとその香村さんの座学と実践の研修についてなんですけど、どういったことを座学とかでは学んだんですか?

さとゆう/具体的に言うと、例えば認知的ウォークスルーっていう、リサーチの一つの手法があるんですけど、これは実際に、自分がそのユーザーになりきって、そのウェブサイトなり、アプリなりっていうのを体験してみて、それをこう文章で表現したあとに、それを分析して行くみたいものなんですけども、まぁそのやり方というか、実際やる時のコツとかと含めて、すごく詳しく研修していただいたとかですかね。

Nia/なるほど。その際はあれですよね。何人かペルソナを立ててやる感じなんですか?それとももう自分の視点だけというか、で見ていく感じなんですか?

さとゆう/その時は自分の視点ですね。と言うよりも、実際、自分が使っているサービスを認知的ウォークスルーで見てみるというテーマだったので。

Nia/なるほどなるほど。いいですね。すごい実践的な内容ですね。自分が使っている製品とかで見れるってあんま普段こう深く考えたりする機会ってなかなかないから。

さとゆう/そうですね、改めてこうじっくりと腰を据えてみると本当に普段は気づかないような使いにくさとかが本当にあぶりだされるなと思って、なんかこう研修を通して、ユーザー体験を見る解像度がすごく上がったなという感じはしました。

Nia/いいですね。その解像度。ユーザーを見る解像度が上がった。視点が増えるみたいなことですもんね。

さとゆう/そう視点の幅も広がったし、その深さも深くなったという感じですね。

Nia/それはもう、UXリサーチの上では、本当にいろんな多分立場というか、状況を想定する必要があると思うので、それはすごいいい学びですね。

最近リサーチャーとして取り組んでること(11:11)

Sam/じゃあ最近何をしていますか?具体的に。

さとゆう/最近、一番直近で言うと、サイボウズにはGaroonっていうグループウェアがあるんですけども。

Sam/はい。

さとゆう/その新しいUIのユーザビリティテストをやってますね。

Sam/ユーザビリティテスト。今はユーザビリティテストはどんな形で行っていますか?

さとゆう/そうですね。今回の場合で言うと、デザイナーさんに今現在は実装されていない、ただ「こういうのあった方がいいんじゃないか」っていう新しいUIをプロトタイプで作ってもらって、で、そのプロトタイプを使って社内のユーザーさん、Garoonのユーザーさんにちょっと「このプロトタイプを使って操作してみてください」っていうふうにお願いをして、その中で例えば使いにくいとか、わかりにくいみたいなポイントを洗い出して行くみたいなことをしていますね。  

Sam/Garoonの新しいUI。なるほど。それは、オンラインとかオフラインで行っていましたんですか?

さとゆう/今はUXリサーチはほとんどオンラインでやってますね。結構そのコロナ前だと、サイボウズにはリサーチ専用の部屋があって、そこでやることが多かったんですけども、本当に最近はそうですね、ほとんどのUXリサーチがオンラインで実施されますね。

Sam/なるほど。オンラインで実施する時にどんな課題とかあったりしますか?オンラインならではのその困り、困っているところとか。

さとゆう/そうですね。そのユーザーの当たり前ですけど、ユーザーを画面越しに見ること、観察することになるので、まあ、オフラインの時よりもまあ細かな反応みたいなところは少し見づらくなるかなっていうのはあるかもしれないですね。 

Sam/ああ、細かい反応。

Nia/確かにそうですよね。なんか直接こう会ってやる時だとなんかちょっとの目の動きとか、なんかいろんなところ多分、オンラインだと画面を見なきゃいけないわけじゃないですか。でカメラの端っこのズームとかのカメラのところも、小さかったり画面がするから、確かに気付きにくさっていうのがある感じですよね。

さとゆう/そうですね。でもその辺も本当に今試行錯誤しながらどうやったらオンラインでうまくリサーチできるかっていうのを周りのUXリサーチャーの方々と一緒に試行錯誤している感じですね。

Nia/いいですね。なんかもっとオンラインで行うリサーチの環境、ユーザビリティテストの環境がもっとこれからどんどん良くなっていくとね、いろんなところ場所を選ばずにできるからいいですよね。

さとゆう/そうですね、仮にコロナがあけたとしても、オンラインでのUXリサーチの機会はあると思うので、本当にオンラインっていう条件でUXサーチを最大限良いものにするにはどうしたらいいのかっていうのはちょっと探っていきたいなと思いますね。

Nia/なるほど、なるほど、そうですよね。うんうん。

エンディング(15:05)

Sam/ありがとうございました!今回は「デザイン&リサーチチーム新メンバー紹介」ということで、さとゆうさんをお招きしました。ありがとうございました!

さとゆう/ありがとうございました!

Sam/文字起こしのテキストは後日、noteにアップする予定です。ぜひ音声と一緒にお楽しみください。そして、Cybozu Design Podcastでは、皆様からのおたよりを募集しております。noteの文字起こし記事に、おたよりフォームのリンクがあるのでそちらからぜひお願いします。またTwitterにハッシュタグCybozu Design Podcastとつけてツイートしていただければと思います。ハッシュタグのスペルはC_Y_B_O_Z_U_D_E_S_I_G_N_P_O_D_C_A_S_Tです。みなさまからの感想、質問、リクエスト等お待ちしております。それではまた次回のPodcastでお会いしましょう。バイバイ~。

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