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読まないと人生3割以上は損してると思う漫画 #7

漫画。昔から漫画好きです。

小学生時代がドラゴンボール全盛だった。週刊ジャンプを買ってる友達がうらやましかった。床屋とか民宿とかにあるズァーっと積まれた週刊ジャンプを前後わからないのに読んでた。風呂入ってる時には、本気でかめはめ波を打つ練習してた。

中学3年の時、友人らが、まあ非常に漫画アニメが好きで声豚で。僕もそこで声豚になったのだけど、彼らがまあ素敵な漫画を教えてくれる人だった。

正直ジャンプとマガジンとサンデーぐらいしか読んでなかった。背表紙が四角い週間漫画は読むが、ヤングジャンプのような背表紙二次曲線はエロ本ぐらいの感じで手を出せなかった(大人の漫画という雰囲気があって禁じられてる感)。

当時アフタヌーン連載だったか連載終了だったか、寄生獣が面白いと勧められて読んで、まあ感動した。大人のドラえもんという表現をどこかで聞いたけど、ああそうだ と思った。そして人類が消えれば地球は良くなるのでは?という中学生なら誰でも思いそうなどっかの赤いMS乗ってるおじさんのような思想を肯定したり否定したりとふわふわ思ったものだ。

高校生になってお金をアルバイトで稼げるようになって、買えるようになったから漫画を買い漁った。多分この時にジョジョとか刃牙とかちゃんと読んだと思う。

一番はアフタヌーン系の漫画は非常に良質で今でも読んどいたほうがいいぜという漫画が本当に多く理知的なネタもあっておすすめ。

おすすめの漫画

基礎知識的な漫画は除外する。生きてる上で知らなければいけない類のキングダムとかジョジョとかドラゴンボールとかドラえもんとか、オマージュ元に使われたりするような基礎知識関係はもう読んでる前提で割愛する。

その上で個人的にこれ絶対読んでほしいわという漫画を列挙します。

ゴールデンゴールド

☆☆☆☆星4。
知る人ぞ知る?かもしれない刻々(こっこく)という漫画と同作者。刻々もゴールデンゴールドも同様で、この作者でしか描けないような、すごく独特な世界感を見せてくれる漫画。
便器裏のシーンで是非驚愕してほしい。

ヴラド・ドラクラ

☆☆☆☆星4。
ドラキュラ伯爵の元となったルーマニア(ワラキア)のドラクラ3世の話。世界史が好きじゃなくても興味本位で読んでほしい。がこれ単体で読むのじゃなく次の本と共に読んでほしい。

乙女戦争

☆☆☆星3。
時代がヴラド・ドラクラと一緒なんだわ。全く別の作者なんだが時代がまったく一緒でフニャディやメフメト2世が登場する。もちろんドラクラ3世も。なのでコラボしてるぐらいの感じでしかもそれぞれの視点で歴史を楽しく学べます。

海皇紀

☆☆☆☆☆星5。
SFや中世、近未来の世界を空想歴史ものとして描く冒険譚。世界史好きなら絶対ハマる。完結済み。
上記のメフメト2世のエピソードで最も有名なコンスタンティノープル攻略戦で見せた「オスマン艦隊の山越え」と全く同じ作戦が出てくる。明らかに参考にしてるはず。それ以外にも船舶の豆知識が増えるので最高に面白いです。歴史物、冒険物、船舶技術などなど色々見どころ満載。ファン・ガンマ・ビゼンはチートキャラです。

将国のアルタイル

☆☆☆☆星4。
スルタン、パシャなどペルシア語が多数登場する空想歴史もの。フィクションではあるが搭乗してる国や背景などはペルシャやロシアなどの国を参考に作り上げられており主人公はこちらもチート級だが非常に展開が色々あって面白い。もう少し各登場人物に重みがあったり書き分けをして濃淡ほしい。
戦争物の常だが登場人物が多すぎてわからなくなるというのがあって特にそれは画力でカバーしてるタイプとスポットライトの当て方でカバーしてるタイプとがあって、この漫画は両方とも欠けてると思う。特に漫画の最新刊では帝国側の重要人物のシーンがあるんだが、申し訳ないが「ふーん」だった。もっとあのキャラにはスポットライト当ててほしかったなーって思ったりするが話としては仕上がってはいる。

マージナル・オペレーション

☆☆☆☆☆星5。
ずっと読んでいく中での10巻。ここに集約されてる。子を持つ親は絶対読んでほしい。あの男がどうしてこうなったのか、どういう気持ちでそこに立つのか、後悔も懺悔も憤怒も全部ぐちゃぐちゃに混ざった感情をぶつけて戦い倒れていく父親の姿に、彼のあの苦悩と苦痛で胸を本当にぎゅーっという音がして締め付けられた。このシーンだけのために全巻買ってもお釣りが来る作品。父親なら是非。

葬送のフリーレン

☆☆☆☆☆星5。
これアメトークのマンガ好き芸人とかで紹介されてたのでミーハー感出るからあんまり紹介したくないんだけど、そう思われてもいいやと思うぐらい良作。これは外さず絶対読んだほうがいいと思う作品。
いわゆるドラクエとかのRPGのクリア後って勇者一行はどうなるの?というところにスポットを当てた着眼点◎な作品。さらに内容もハートフルだったり感動だったり爽快だったりと話が、単純でわかりやすいんだが浅くないという作品。良い。良いよ。


おすすめできない漫画

逆に読んだけど、あんまりおもしろくなかったなーという漫画。あくまで個人的にだけど。

終末のワルキューレ

☆星1。
展開ワンパターン。いわゆるオールスター大集結してるのに、思ったよりわちゃわちゃしてない。肝心の戦闘も、戦略も戦術もなく、ただボコーンドカーンボカーンってだけのやり合い。リングにかけろぐらいもっとぶっとんでていいのにと。中古屋に今すぐ売ってもいいやと思ってる。なんでアニメ化するような人気作品なのか理解に苦しむ。
戦闘の駆け引きみたいなものを期待してるならやめたほうがいい。この漫画こそ週刊、月刊誌で読むべきで単行本でまとめて読む漫画ではないです。

北北西に曇と往け

☆☆星2。
現状までだと5巻?ぐらいなんだけど、正直不明瞭すぎて全然わからん。なんなんあの弟。気持ち悪い。なんなんあの兄。変にかっこつけるからかっこ悪いというかダサい。最終の着地が気になるので読むんだが、主要な登場人物が総じて気持ち悪い。今後の期待で2。


あくまで個人的にという意見です。批判大歓迎。人それぞれだしね。
特に個人的に面白くなかった漫画に対してこういうシーンがいいのにみたいな意見知りたいわー。

おつした。


元々SEOの人でしたがウェブ関係ならなんでもござれの悪食です。言語、CMS(modxなど)、自転車、サッカー、オウガバトル、WCCF、ミニ四駆、TVゲーム全般、麻雀、武器・銃火器、未来・未知な物に反応します。