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※諸説あります。

note、始めました

大晦日にnoteを始めてみることにしました。いくつか書きたいことはあるのですが、まずは、『※諸説あります。』というコラムから始めます。私が興味をもったことを掘り下げ、自らの体験や調べたことをまじえ書いていこうと思っています。
私はあるメディア会社でマーケティングや営業を担当しています。自社の刊行物やイベントだけでなく、クライアントである民間企業や国、自治体のマーケティング支援や、コンサルっぽいこともしています。私にとってマーケティングとは、『売れる仕組みをつくる』こと。”売る”ではなく、”売れる”です。いま、この「売れる」の定義が広がってきていると実感しています。また仕組みにはデザインが必須です。プロダクトやグラフィックといった個別のものではなく、『仕組みをつくるデザイン』です。「デザイン=仕組み」と言ってもいいかもしれません。マーケティングと同じく、デザインの定義も大きく広がってきています。
また、海外、特にアジアの国々も自身の活動の舞台となってきました。いまはコロナで封印されていますが、こうした仕事の関係もあって海外出張も多かったですし、もともと国内外を問わず旅が大好きということもあり、旅先で感じたことなども発信していきます。
noteでは、マーケティングやデザインに関わるなにかを書いていければと思っています。『※諸説あります。』のほかにも、地方創生、教育などについても書いていく予定です。

『吾唯足知』

トップの写真は京都・龍安寺で撮ったもので、左下にあるのは『知足のつくばい』です。見えにくいのでこのつくばいをモチーフにした文鎮の写真もご覧ください。

おみやげに買った文鎮

つくばいとは茶室に入る手前に置く手水鉢(ちょうずばち)のこと。禅の教えである、「吾ただ足るを知る(吾唯足知)」、実践できているかはともかく、この言葉は自分の座右の銘としていますが、この4つの漢字にはすべて「口」が付いています。このつくばいは真ん中の水を貯めるところを「口」に見立て、四方に口以外の漢字の部位を配して、「吾唯足知」を表しています。素晴らしいデザインだと思いませんか?これを知ったとき、そのセンスに感動しました。ここで手を洗えば、禅の教えも忘れないでしょう。覚えてもらうための格好の仕組みともいえます。
龍安寺といえば石庭が有名ですが、もし行く機会があれば、このつくばいも必ず見てください。おみやげに文鎮もおススメです。つくばいは庭園に面した縁側のそばにゴロンと置いてあります。実はこれはレプリカ。本物は非公開の茶室「蔵六庵」に置かれているそうです。というのもこのつくばいは、あの水戸の黄門様、水戸光圀公の寄進とされている由緒正しいものだからです。※諸説あります。

コラム『※諸説あります。』では、こんなことをお話しできればいいなと思っています。

これまでに書いてきたブログです。まだ続けています。もしよろしかったら見てください。
https://www.cyber-traveler.net/
https://cytravel06.exblog.jp/


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