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バルセロナRX比較

はじめに:この記事はYouTubeに投稿した以下の動画の概要欄の日本語版である。
https://youtu.be/u2AN-AOPa9A


GT7の1.20アップデートでバルセロナサーキットのラリークロスレイアウトが追加されたので並べてみた動画です。

  3タイトルとも全く異なる時代のレイアウトを採用しているのは興味深いですね。
   PC2は2016年のレイアウトなのでGPレイアウトのピット入り口近くからスタートします。
  DR2は収録車両と同じく2018年版レイアウトで、スタート位置はターン10の手前にあり、シャープなヘアピンを通ってコースに合流します。そしてこのゲームのラリークロスコースに共通する話ですが、道幅が現地や他のゲームに比べれて広くされているのも特徴です。
  GT7は最新のレイアウトで、スタート位置はDR2と同様ですが、ターン10を大回りする形になっています。さらに、カジュアル層に配慮したのか一部のタイヤバリアがコースから離れたり撤去されたりしています。また、ジャンプの前後にはゲートと路面のペインティングが施されています。


  話を車両関連に移すと、PC2では実際に2016年シーズンを戦ったRXスーパーカーと架空車としてメガーヌとA45 AMGが収録されています。この他、初代エスコートやブロンコ、グループB仕様のアウディ クワトロやRX2マシンが収録されていますが、このゲームの特色としてGT3やLMP1といったオンロードレース向けの車両でも走行できます。車両は熱に弱い傾向があり、ドリフトやエンジンの高回転域を多用するとタイヤやエンジンが熱ダレを起こすことに注意する必要があります。
  一方DR2では熱の心配は必要なく、むしろサイドブレーキを使ったスライドが重要なテクニックとなります。2018年と2019年の世界ラリークロス選手権を戦ったクルマのほか、サポートカテゴリーのS1600とRX2、超軽量ボディのクロスカート、そしてラリークロス仕様のグループB車両がラリークロスコースで使用可能です。
  グループBといえばGT7にも存在しますが、プジョー205 T16 とパイクスピーク仕様のクワトロをのぞいて500~600馬力を誇る架空の4WD車です。車両はスライドさせやすいですが、スライド中はトラクションに難があることと、4WD車でサイドブレーキを引くと4輪がロックすることがあるのがドライビング上の注意点でしょうか。タイヤとエンジンの温度を気にする必要はありません。