見出し画像

コンテンツの組み立て方について

# 想定読者
・これからネットショップを始めようとしている方
・Web制作会やマーケティング支援をおこなっている方

サービス・商品の集客(リード獲得・問合せ発生)をおこなうためにWEBでの施策をおこなうところが多いと思います。
その際に必要になってくるのが、まずはホームページになります。それをおこなうだけでも、慣れていれば淡々と進めれば良いのですが、初めてだと四苦八苦するものです。

サイト制作の種類

次に必要となるのがホームページへの集客となります。

見込み顧客を獲得するための活動

これが各企業でしのぎを削る激戦。どこから何をどの様にすればというところで更に苦悩する。この悩ましい部分において、自社で1からつくったサービスにおいて、1年間どのようにコンテンツをつくり、集客してきたかその内容を伝えていきます。

(1)ホームページをつくる作業

ホームページを家に例えたら

家に例えるなら、住所となるURL(ドメイン)、不動産となるサーバ、建物となるhtml、CMS導入といった内容から始まり、次に中身の制作に入る。
中身の部分は単に商品やサービスを説明していくとしても様々準備をしなければならない。
1,商品やサービスの説明文章
2,商品やサービスを簡単に説明するキャッチコピー
3,よくあるご質問
4,利用時の注意や利用規約
5,ご利用いただいているお客様の声
6,それらを提供している会社の情報
7,あれば良いのが開発・販売に至った背景
8,提供企業の担当者情報

それらに加えて、関連する画像も必要になる。全部がテキストでは見ている人は辞書を読むような感じになるので、関連する画像やイラストが必要になる。より分かりやすくする必要があれば、動画や漫画といった伝え方も検討しなければならない。

それらを組み立てた後に、更なる集客をおこなっていくのだが、この段階でかなり伝える要素を出し切っていて、もはや何を伝えていくべきなのか分からなくなる。

(2)WEBで集客する手段

集客する

集客の手段としては、手っ取り早く済ますならWEB広告になる。しかしクリック課金型のものが多く支出が激しく、広告出稿を止めてしまうと見てもらえる機会も減る。そこで大半の企業で力を入れるのが『seo対策』と呼ばれる関連するキーワードで検索をおこなった際に上位表示をさせるという施策になる。

(3)人が集まるコンテンツつくり

人が集まるコンテンツつくり

seo対策=人が集まる・集めるためにはどのようなコンテンツをつくるのが望ましいのか、いくつかのサービス提供をおこなってきて実際にやったことを伝えていく。

①お客様からいただく質問は全て記事化

よくあるご質問

ホームページを作った時点で、もう伝えるべきことは全て盛り込んでおりアイデアは出てこない。そこでお客様からいただく質問を記事化していく。言葉のみではなく、該当する箇所の画像やフロー図といった提案資料に盛り込むような内容を記事化していく。実はこれが1番早い方法と後で分かった。
お客様がいう単語や言語化し辛い部分を図画にすると、該当キーワードでの検索も一定数あるようで、そこからにCVも高かったです。
また副次作用として、他のお客様へ説明する際に該当記事のURLを送り、電話説明する等にも対応できるので、両得となった。お客様と話す機会があれば必ずみんなやった方が良いと思う。喋りが下手な人はヒアリングシートを用意しておいてちゃんと聞くぐらい大事。

②既存のお客様への電話ヒアリング

電話で困ったことを聞いていく作業

競合となる会社のホームページをみて、良いところは真似るということも正論だけど非常に面倒だし、つぎはぎだらけになりそうで抵抗がある。しかしホームページ作った時点でアイデアは出尽くして、自分で集客の一手となる記事のアイデアが出てこない。そこで既存のお客様に電話にてご利用状況と共に至らぬ点や困っている点等を伺い、それらに対応する記事をつくるという手法を考えた。ものは試しとやってみたら、btobサービスだったこともありアクセス数は軽微だけど、該当ページからの問合せ発生率は非常に高いものになった。
意外にも1顧客のご意見は多くの会社でも困っていたりするようで、集客への寄与は高いものというにが分かった。

③ニュース情報から推測する課題やニーズへ対応

話題になってる内容を説明する

自社の商材に関連する話題性の高い商品やサービスはお客様やパートナーから質問いただいたくことも多いです。そこで学習と共に文章にまとめる=記事制作をするということをおこないました。
結果として、話題性があるだけ検索量も高まるのでつくった記事へも一定割合がクリックされるということが分かりました。話題というには定期的におこるのでコンスタントに記事にするには相性が良い題材と続けることができます。結果として、この記事きっかけで問合せや購入に至らなかったとしてもアクセス伸びには寄与するので費用対効果は保たれると思います。

コンテンツの組み立て方のまとめ

つくって、計測して、善し悪し判断をしていった結果では対面・電話等でお客さんから質問されることをコンテンツにしていくのが最も重要施策となり、対面の営業活動と同様の答えになることが分かりました。

積極的にお客さんに会うことが最短の近道になるようです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?