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#記事読む筋トレ に参加した3か月間の成果を報告してみる

今 最も勢いのある コミュニティが、小城さん(@ozyozyo) の立ち上げた『 #プロダクト筋トレ 』だ。この Slack 公開後、わずか 3か月間という短い期間ながら、既に400人を突破した。入ってくる方々は 皆、何らかのプロダクトに関わっている猛者や、権威的な方ばかり。

そんな私も、少なからず 風紀委員 という形で関わらせて頂くことになったのだが、コミュニティが大きくなっていく過程の中で、安心安全な環境を提供できる場(心理的安全性が保てる場所)にしていきたい気持ちが強く、 少しでもお役に立てたらと思っている。

そんな中、どういう経緯で この #プロダクト筋トレ を知ったのか?と言われると、、少し記憶が曖昧になっているのだけど、おそらく この noteを観たのが きっかけになっているはず。

"ふむふむ、これは面白いぞ。" ということで、1月からの3か月間、プロダクト系の知識を増やす筋トレ宣言「#記事読む筋トレ」の参加を誓ったのは、2020年も終わる年末のこと。

それからというもの、慣れない記事検索に四苦八苦しながらも、毎月 3つの記事をPICKして脳内の筋力UPを図ってこれたのは良かった。ただ、インプットしただけでは、本来のGOALからは 半ば程遠い50%でしかないので、この場を借りて アウトプットしてみようと思う(LTはしないので悪しからず...)

元々 #記事読む筋トレ は、"月5本を目標(自分は3本)に プロダクト関連記事をピックアップして お互いに共有&3ヶ月後に何を学んだか発表するLT会の実施を目論む Slackチャンネルの相称。あくまでも 2021年の1月から3月までの限定企画として任務を遂行中だが、果たして?

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手探りだった1月 ~新規プロダクトの growth編~

記事をピックアップするうえで初めに悩んだことは、どんな内容をテーマにして記事を探すか?これに尽きる。基本、BizDiv としての思考回路を養いたいというのと、製品やサービスをリリースしてからのグロース施策のところに注目したかったので、その辺りを中心にググってみることにした。

ただ、何回かやっているうちに 単純にネットから拾い上げるには、数が膨大なのと 情報量が余りにも多すぎる為まとまりきらないというデメリットしかなかった。。うむ、ここは note に頼ろうと思ってキーワード検索で見つけた3つの記事は、とてつもなく優秀だった。

ホテル業を営む龍崎翔子さんの 既存の固定観念を脱却したデザイン思考の考え方と、4つの視点が書いてあります。あくまでも 寝泊まりするインフラだと思いがちの先入観から抜け出すこと、+α の捉え方が秀逸でした。

マネーフォワードさんのグロース施策をベースとして、PMFする為のフレームワーク「UFS(ユーザーフォーカススクラム)」を紹介してます。とにかくユーザーヒアリングして、スピード感もって、仮説を立てて検証するの繰り返しが大事なんだなという印象を受けました。

コロナ禍のリアルと共に、真正面に現実を受け止めて伴走する解像度が高くとても良かった。現場からの声を直で拾うので、プロダクト開発のスピードが異様に高い。なかなか これは真似できるものではないなあ。

学びしかない2月 ~PMFに至る迄のマーケティング~

ホームページは公開した後の運用が一番大事といった話しはよく言ったもので、この法則は 世に放たれたどんな製品やサービスにも共通して言えること。あくまでも使う人がいるから成り立つものであって、独りよがりの視点は必要なく、客観的な視野(第3者目線)を持たないと成長には結びつかない ということを、この2月の #記事読む筋トレ の記事選びで改めて学んだ。

結局 何の確証も得ずにリリースすること自体、リスクではあるのだけど、、仮説検証を踏まえて愚直にやるか、ミニマムでユーザーの反応を見ながらやるかは、神のみぞ知る行為でしか無いような気もする...

同じ課題感を持つ人がいるとしたら、早めにリリースしたもん勝ち。但し、確証に欠ける。仮説を立てて、丁寧にユーザーと向き合いながら検証を繰り返せば、少しでもPMFに近づける。但し、時既に他の誰かがリリースしているかもしれない。

本当に その時のタイミングや、情勢、流行り、ユーザーの趣味嗜好、興味関心で何もかも変わるんだなと思う。

コロナ禍で契約数が爆上げしているビビッドガーデンの「食べチョク」のマスマーケ施策。秋元さんが ここ最近マスメディアに露出が増えてきているのが如実に反映されています。僕も めっさ応援しているサービスです!

救急のたらい回しに向き合った ドクターズプライムの仮説検証の一部始終が分かります。スケールするか考え抜いて、2年間で30回くらい値付けを変更した愚直な仮説検証が凄い。最終的にはサブスクという判断も納得です。

グルメアプリ「Dish(ディッシュ)」の仮説検証の進め方が かなり的をついていて良かった。プロトタイプを早々と作って、Twiiterで公開した後、事前ユーザー登録のアンケートを元にペルソナを作る訳だけど、、ペルソナという定義が やはり一番難しいですね。

充実して迎える3月 ~チームとしての PMM の存在~

最終月では、製品やサービスを作る組織や、チームにフォーカスしてみた。最近では、PDM(プロダクトマネージャー) のポジション以外に、もっとフロントよりの PMM(プロダクトマーケティングマネージャー) という役割も聞くようになり、営業やインサイドセールス、カスタマーサクセスと同様、ビジネスの場面で欠かせないポジションになりつつある印象。

キャリアの中でも PDM とは違う PMM にフォーカスした内容に視点を変えてみました。個人的に マーケティング要素を求められる部分は 数多く存在するので、リリースされたプロダクトやサービスを 如何に世に知らしめるのか広めるのか といった部分を より突き詰めていくためには、ビジネスサイドとの連携は どうしても必要不可欠だなあと感じた次第。

プロダクトマネージャーは、プロダクトに対する最終的な責任を負い、プロダクトマーケティングマネージャーは、市場や顧客を理解し ポジショニングやメッセージを決めることに責任を負う。というのを統合すると、PMF(プロダクトマーケットフィット)に対して責任を負うのは より顧客視点の強い PMM になるのでは?と感じました。マーケティングサイドの責任者という点では 新しい役割になるのかもしれませんね。

プロダクトマーケティングは、リード育成から 製品への受注促進とカスタマーサクセスまでを目的。とは まさに 今 求められているポジション。フレームワークも、プロダクトマーケティングの世界では「5P」の考え方が主流になっているのは 目からウロコでした。4P以外の5つ目のPとは「パーソン(ターゲット)」のことで、それ以外にも パッケージ(包装)、プロセス(業務プロセス)などの要素も入ることを知りました。

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最後に ~ #記事読む筋トレ に参加した所感~

自分にとっては、インプットする意識改革的な取り組みとして能動的に乗っかった企画だった。 #プロダクト筋トレ コミュニティに参加して風紀委員に入ろうと思ったのも、Tably小城さんを中心とした運営チームの働きかけがきっかけではあるものの、コミュニティの熱量に後押しされる感じで この note を残すことに決めた。

色んな人と、日進月歩 入れ替わり立ち替わり 巡り合わせで繋がっていく中で、#記事読む筋トレ に参加できたことも ひとつの追加点として記録できたことは、本当に良かったと思っている。

多種多様なコミュニティや、サロンが色々溢れているけれど、風紀委員を通して #プロダクト筋トレ を見守っていけたら幸い。

今後のこと

ひとまず、この 3カ月間続けた #記事読む筋トレ も、一旦は終了。ひと月3記事というノルマも解消できたし、これを機に 改めて 商品を世の中に広めていく難しさや厳しさを 肝に銘じようと思う(インプットも続けるぞ)

#プロダクト筋トレ との関わり方としては、コミットメントの度量は読めないものの、風紀委員としての裁量を増やして、心理的安全性を担保できて 且つ 公明正大な場にしていけたら嬉しい。プロジェクトも頻繁に立ち上がって自走化しているし、本当に見ていて飽きないコミュニティのひとつだ。

コミュニケーションを増やして、今以上に関わりが持てるよう頑張る。

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#プロダクト筋トレ に興味のある方は、こちらの Slack から 気軽にJOIN!! 私目もより良いコミュニティにするため 風紀委員 に属しています。ランディングページもコミュニティ内で爆速出来上がりました。

<プロダクトマネジメントクライテリア>
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