【準備編】推しぬい制作記録01
たきぐち🌱のぬいぐるみを作った。
jamという映画に登場した滝口ジュンというキャラクターのショタ化・葉っぱ付きという、完全ド捏造の「ない」キャラなので当然グッズがない。滝口ジュンのグッズすらないのに、🌱などあるはずもない。
しかし🌱の幻覚を見過ぎて愛しくなってしまったため、ない概念のぬいぐるみを作るに至った。
ぬいがあるので「ある」という強い意志を持つことができるようになったし、人にも「あるんですよ……」と威圧できるようになったのですごく良い
ごた御託(©︎モンゴルナイフさん)はこの辺にして、以下、制作日記とTipsのようなものを残しておく
【作るにあたって】
・先に推しぬい本で作ったことがあったフォロワーさんに、「どんなところが大変だったか」「気をつけるべきところはあるか」「どんなものを使ったか」など気になったところを尋ねておいたのが正解だった(ので、そんな感じの学びをここで共有する)
・尋ねた結果、手縫いがあまりにも嫌だと思ったんで結局実家ミシンを使う方向で予定を組んだ
・とはいえ当記事はミシン使わない人でも参考になると思う
【これがないと始まらない 例の本】
マイナーオタクの必読書「推しぬいのヤツ」を買った。これがないとマジで始まらない。
【ユザワヤを愛せ】
小中学校で使っていた手芸バッグがダサすぎて処分してしまった(ドラゴンじゃなかった!デニム生地のお星様だった)ので、裁縫セットを新たに買うところから始まった
とりあえず新宿と吉祥寺のユザワヤに行って、一通りのものを得に行ったのだが、ここでユザワヤ関連のTipsを残しておく
ユザワヤとは大手手芸屋のこと
割とどこにでもあり、品揃えも豊富
都内から行くなら、吉祥寺のユザワヤは広くてオタクにも優しい感じ
あと編み物してるひつじさんの横顔が可愛すぎる 自分の毛を犠牲にマフラーを編んでくれている 自己犠牲精神に涙が止まらない
もちろん通販でも大丈夫
どちらにせよユザワヤが近所にあって手芸をやるなら、『ユザワヤ友の会』の会員になることを強くおすすめする
店舗に行って会員登録をしてスマホアプリ連携するか、スマホアプリで仮登録だけして、店頭でショバ代(友の会会費)を払おう
スマホアプリで会員連携しておくとカードを忘れるうっかりさんでも安心
友の会は年会費が500円かかるが、初回20%オフ、毎回10%オフ、何故か一生配られ続ける40%オフのクーポンだったりがもらえるので、正直メチャクチャお得、一瞬で元が取れる
学生なら年会費もいらなかった気がする(嘘だったらごめん)
ユザワヤで買ったもの
ソーイングセット
続けるか不明で、初期投資にそんなにお金をかけられなかったので「とりあえず縫えるものを」と思って揃えた
セットになっていてとりあえず使うにはいい
もし初期投資の余裕がある人は
『裁ちばさみ』……布を切るはさみ
『糸切りばさみ』……糸を切るはさみ
この二つは、別のものを買った方がストレスなくできる
付属のハサミは切りにくい
髪の毛がうまく切れるかどうかでかなりクオリティが変わってくるので、切りやすい裁ちばさみはオススメ
糸切り鋏がストレスなく使えることもQOS(クオリティ・オブ・手芸)に大きく関わるので重要
布
今回はユザワヤと100均で手に入るものしか使わない
聖書(推しぬいBOOK)にソフトボアなど書いてあるのをガン無視してこれらを使った
顔……トイニットTN140-05SN スキン 30cm
髪……300色ネル 30cm
→毛玉が出やすい気がする葉っぱ周り……セリアのフェルト、ビニールタイ
服……適当な端切れたち(薄いデニム生地はセリアにあるやついいよ)
トイニットは手縫い刺繍が結構綺麗にできる
ただし裏面がそこそこ透けるので、玉結びに大失敗などすると透けて見えてしまうのでそこだけ注意
長さは一旦30cmにしたが、ミスった時の心の余裕のために50cmとか多めに買っても良いと思う、余ったら他の子も作れる
ちなみに吉祥寺ユザワヤではカートに布をぶち込んでフロアを回れる
ハズレのカートだったから全然車輪が回らなくてキレそうだった
糸
手縫いは本当にしんどい
今回は実家ミシンを使ったので普通のミシン用の糸
仮縫い(事前にざっくり縫っておいてからミシンがけする)をしておくと綺麗に縫えるので、仮縫い用にしつけ糸も使ったが、普通の手縫糸でも構わない
刺繍関連
先駆者いわく「刺繍ミシンをレンタルした」という
多分こういうのを使った方が顔のクオリティは上がる。先述したが顔ばかり見ることになるのでこうした課金いいと思う
ただ、今回のたきぐち🌱は、とにかく顔の作りがシンプルなので手縫いでいいと判断した
・刺繍枠
顔の生地は切る前に刺繍しろって書いてあんのに切ってしまう愚か者(わたくし)がいると思うので小さい枠にしとくとたすかる
100均の枠は何となくイマイチだったのでユザワヤで木みたいな枠を買った
・刺繍針
100均のやつで特に困ってない
・刺繍糸
100均の10本入り100円みたいな糸はやめとけ
ユザワヤとか手芸屋で売ってるやつにしろ
どう見ても糸のツヤが違う
推しぬい、基本的にみんな存在と顔しか見ないんだから、顔に一番時間と金と試行回数をかけた方がいい
そう考えると、ちゃんとししゅう糸には投資をするべき(言うて1束100円もしないし、1人なら1束で十分すぎるくらい足りる)
糸は真っ黒よりもちょっとだけグレーがかった糸にするとふんわり感がでて、お顔がキツく見えないので癒し系やぼんやり系の子におすすめ
その他用品
・裁縫上手
ないと詰む。髪の毛パーツ同士の貼り合わせに使用
・グルーガン
前髪をぬい本体に貼り付ける工程があるが、裁縫上手だと剥がれやすいためグルーガンを強く推奨
100均で300円とかで買える
・チャコペン
水で消えるやつ……顔周りをこれで書いてひっくり返した後に消える方のペンで消していくと便利
時間をかけて作る場合、時間経つと消えるタイプのチャコペンは消えてしまうので注意
チャコシャーペン……産業革命以来の大革命商品だと思ってる。特に顔の刺繍に使用。これで細かい刺繍ができる!ピンクは肌にも黒にも書けた
・ほつれどめ液
ほつれ止め筆ペン……300色ネル、結構ほつれが出る。フェルト生地は逆にほつれない
・定規
5mmの縫い線を書くとき絶対あった方がいい
・クリアファイルと油性マジック
必須ではないが型紙をクリアファイルで作ると捗る(制作編で詳しくご紹介)
・ミシン
たきぐちぬいは実家ミシン製 Janomeの古いやつ。古すぎて返し縫い機能が死んでしまった。フットコントローラーは紛失。のちにわかるがとんだ暴れ馬
結局自宅用にもミシンを買うことになる
買ったのはこれ。大満足。当記事ではミシンを大推奨します。何故なら時間は有限なので
途中買い足しながらやったが、だいたいこういう感じのアイテムで作っていった
次回は制作編
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