4月16日 朝礼 「いきなり社長」

まるまる1週間空いた久しぶりの朝礼だけど、新たなスタートの記念すべき朝礼。

出会って、3ヶ月。
経営者になりたい、自分で事業をしたいと言っていた25歳の女の子(あえてこのような言い方をします)が、今日から社長。

そもそも、経営者になりたい、事業がしたいということであれば、もう社長になっちゃいなよ。ということで、今日から社長。

社長って、これだけのこと。
何かをしないとなれないとか、こんな訓練がいるとか、こんな知識がいるとか、社長になるのに資格とかない。

「なる!」と言ったらその日から社長。開業届出してね。

まあ、正確にいうと個人事業だから代表なんだけど、街の個人事業の代表をどう呼ぶかは周りのノリだしそんなんでいいやん。っていうことで、今日から社長。

で、社長になった感想はと聞くと、
「実感がない」

そりゃそうだろ。
社長なんて、あだ名でしかないし、役割でしかないから。
別に、社長になったからといって、何かやることなんて何も変わらない。
もし、社長になったからといってやることが変わるなら、社長になる前からやっとけよ!という話だしね。

でも、多くの人は難しく考えてしまう。
社長ってこうだからと、勝手に像を作ってやらない理由をつけてしまう。

これは、全てのことに対して同じことが言えます。

もう、なってしまう。
とにかくやる。

やるかやらないかの違い。
やる前に色々考え、勝手に資格や条件を作ってやらない。
ではなくて、やればいいじゃん。

で、社長とはこうゆうもんだ、だから、これができるようになってこうなれば社長としてできると思う。とかいう人。

そんな人に見られるケースは、完璧な準備をしたがるけど、どうせ僕たちレベルが考えていることはどうせ間違えている訳で、早くその間違いに気づくのが事業を成功させる秘訣でもあるのに、市場しか答え持ってないのに、勝手に自分の中で市場の意見も聞かずに完璧を作ろうとする。

そんなの、絶対に無理だって。
初めから無理なものに時間を使う、そして、思ってた通り行かなければ、なかなか思う通り行かないな〜とか言い出す。こうなるとは思ってなかった想定外だとか言い出す。

初めからうまく行くと思っている時点でもううまく行かないから。
うまく行かなくていい、とにかく市場に出して、世間様の声を聞いてそこから自分のアイディアや商品を育てていく。

この育てるのには僕の持論では2年はかかる。

その、想定外のことが起きて、完璧だと思って市場に出してもうまくいくまで2年はかかるので、その時にやめなくても済むプランBを用意する。

実際、どうすればキックオフの事業が成功しますかと聞かれて答えるのは、2年耐えろ。2年耐える補給路を持つことですと答えている。

その、プランBや補給路を用意しておくのが僕の役割。
皆さんの役割は、とにかく市場に出し間違えてブラッシュアップを繰り返す。

これも役割分担。

社長も新入社員も関係ない、みんなそれぞれの役割があってその役割を全うしているだけ。

社長は今の人、新入社員は未来の人。未来の人の育成ってめちゃくちゃ大切じゃない?

全ての人が、その役割で必要な人。
だから、誰が偉いとか誰かが特別とかないんよ。

み〜んな、それぞれの役割の重要な人。

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