選ばれなかった木村夏樹

しかし、声優の本分は「声の仕事」です。イベント出演を優先して体調を壊してアイドルに命を吹き込んで貰うことが延期したり、声の仕事をする時間が減ってしまうことは本末転倒だと考えています。
 もし、声優の仕事が立て込んでいるのであれば、声優の仕事を優先してほしい、そう石原は考えているんです。

 出典 https://dengekionline.com/elem/000/001/189/1189870/

これは当時アイマスシリーズの総合ディレクターだった石原章弘のインタビューからの引用ですが、今もアイマス、そしてデレマスのライヴに通じる言葉かと思います。

そして、安野希世乃は押しも押されぬ人気声優、デレマスのライブに出演するより声優の仕事を優先する。全く当然のことです。

ですが、その結果として安野希世乃は木村夏樹の担当声優として大穴を開けることになりました。

担当声優である木村夏樹が、何より大事にしているロックをテーマにしたデレマス7thライヴ大阪公演「Glowing Rock!」に安野希世乃は出演しなかった。
大阪公演と同日に開催された「スター☆トゥインクルプリキュア」のイベント出演を安野希世乃は優先したようです。

そして木村夏樹不在の大阪公演は、木村夏樹のパーソナリティを否定する演出となり、木村夏樹と安野希世乃の唯一無二の関係性を否定する結果となりました。

上記の記事で自分は、7thライヴ大阪公の問題点を指摘してきましたが
詰まるところは安野希世乃が出演しなかった。
ロックがテーマの公演でありながら木村夏樹が居なかった。
という点に問題が集約されるかと思います。

それでも仕方なかったという声もあります。

かたやメインキャストのプリキュアの一人として出演していた「スター☆トゥインクルプリキュア」と
200人以上いるアイドルの中の一人「木村夏樹」

どちらを選ぶのか自明の理でしょう。まったく正しい選択。

その正しさが私は気に入らない。

どんな理由があったとしても、担当アイドルが何より大事にしているロックという音楽をテーマにしたライヴに出演できなかった。

どんな理由があったとしても、担当アイドルが担当声優によって優劣をつけて劣ったもの扱いされた。

こんな事実が受け入れがたい。

木村夏樹は他ならぬ安野希世乃によって選ばれず、ライヴという大舞台でこれまで大事にしてきたものを否定され尽くして、都合のいいモノとして扱われた。

どうして木村夏樹がこんな目にあうのか
木村夏樹が大事にしてきたものを、当たり前に大事にしてほしいだけなのに
木村夏樹担当プロデューサーとしてはただただ悲しい。



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