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ハイスタが進むなら、僕も行くよ、どこまでも。

健さんのコラムを久しぶりに読んだ。
これはきっと特別な内容だと思ったから。
予想通り、涙なしには読めないです。

僕がハイスタに出会ったのは、高校生を卒業する手前か、もしくは卒業してたかもしれない。仲の良かったバスケ部の友達がハイスタを好きで、これが良いんだよ!とカーステから「Angry Fist」をかけまくっていた。
メロもキャッチーだけど、歌詞がいいと熱弁してたな。

当時の僕はどっちかっていうと渋谷系が好きで、フリッパーズ、コーネリアス、サニーデイとかカジヒデキとか、ポップでキャッチーなロックが好み。
メロコアとか1,2分で終わるし、最初は何がいいのか全然わかんなかったですw

働き始めてから出会った友達がいわゆるAIRJAM系だったり、HR/HMが好きなやつだったので、その影響で結構ゴリゴリなサウンドも聴くようになっていった。

そんな影響もあり、友達が好きなんで買ってみるかと手に取った「Making the Road」が僕の中の新しいサウンドの門を開いてくれた。
気づいたら毎日聴いていた。

やっぱり何が好きって健さんのギターが一番好きなんですけど、音源からでもビシバシ伝わってくる3人のアンサンブル、その生身感に心を鷲掴みされた。

あ、バンドってギター、ドラム、ベース、ボーカル、コーラスその組み合わせが最高じゃんかって。余計なもんいらないって。

そこに乗っかってくるソウルにシンパシーを感じられるかってことなんだ!!って気づいちゃったんですよ。

で、その頃はまだライブハウスに行ったことなかったのかな?
ハイスタのライブを見たい!そんな気持ちになった頃にはもうMaking〜のツアーは始まっていたのでチケはもちろん取れず。
ライブハウスの前まで行って、少し音漏れを聴いて帰りました。
ライブハウスの前にはチケット取れなかった人たちが、まぁ結構いて、音漏れでも盛り上がってた。
やっぱその熱気とか怒号とかね。あれはビリビリきた。
あれを体感したい!!その気持ちは日々昂る一方で。
しかしその念願が叶うのは本当に大分先になる。

AIRJAM2000もめっちゃ行きたかったけど、その頃は公私とも忙しすぎて、行き慣れてないフェスに行くとかそういった判断ができる感じではなかった。

Love is the BattleFieldが発売されてから、ハイスタの活動に関するニュースも全然されなくなって、どうしたのかな〜〜って思ってたら、いろんなところから「ハイスタの復活はない」という噂が。

色々耳にしたけど、あんまり信じてなかった。

が、決定的なのを見てしまったんですよ。

本当にガチで喧嘩してて、一緒のバンドで音を鳴らしていた人たちが、どうやったらこんなに歪み合えるのかっていうくらいの。

超絶にショックをうけました。
結構打ちのめされてたと思う。

トップオブトップに好きなバンドは、もう絶対活動しないわ。
無理だわって思った。

そうこうするうち、難波さん、健さん、ツネさんそれぞれバラバラに活動を始めちゃう。

難波さんは音楽性変わっちゃった(まぁそれは仕方ない)けど、健さんはやっぱあのギターを鳴らしてくれていて、ハイスタを受け継いだサウンドだったから、3人で音を鳴らしてくれるのは諦めて、健さんにそれを求めた。

でもやっぱりなんか違う。
もちろん健さんの音楽は大好きだけど、求めてるのはやっぱりハイスタだった。

3人のアンサンブルだった。

それから長い年月が経ち…

3.11があってからのハイスタの復活!!

もう絶対ありえないと思っていた復活!!!!

叫んだね。多分叫んだ。

どうしても行きたかったけど、みんな気持ちは同じ。
倍率高すぎでAIRJAM2011のチケットは取れなかった。

俺はいつハイスタを見れるんだろう?と。
でもまだ活動をしてくれそうな予感はあった。

それはBRAHMANの鬼、トシロウさんの存在。

奇跡は訪れる。

2015年、BRAHMAN20周年ライブのメンツに!!
なんとハイスタが!!!
うおおおおおおおお!!!

ありえないメンツ。
もう完全にAIRJAM。

これが俺の、初ハイスタです。

もうみんなどこにいたのよ?っていうくらいの客。
立ってるだけで押し潰される。
曲が始まった瞬間のあの熱気!!怒号!!!
これだぁあああ!!
この瞬間、俺の念願は叶ったのでした。

このあとGIFT TOURにも行くことができ、これからのハイスタに期待していたし、最悪、最悪ね、やっぱり活動しないってなっても、俺的にはもう大満足。って思ってた。

思ってたけど。。

ちょっと待ってくれよ。
いや、ちょっと待ってくれって。。。

ハイスタファン全員がそう思ったと思う。

この2ヶ月なんとなく受け入れられないような。。
そもそもハイスタはどうなっちゃうんだろうか。。。
もうバンド終わるかもしれないな。それは覚悟した。だけど。

この前向きな決断に、僕は勇気をもらいました。
ハイスタを続けていく。
この言葉は希望しかないです。

そして先日、ハイスタは動き始めました。

https://carnival.satanic.jp/2023/

で、最初の健さんのコラムに戻るんですが、このコラムを読んで、いろんな想いがある中で動き出すハイスタを見たい。このサタニックの会場で、みんなと分かち合いたい。
どうにもその気持ちを抑えられないです。

当日みなさんに会えるよう祈るのみです。

もしかしたらチケットは当たらないかもしれないけどね。。。