toiro-murasaki

鈍痛が私を苦しめる

思わぬところで転んで青あざができる

教訓めくのか

どうせしばらくすれば痛みは引くし忘れる

痛みは忘れるが恥は脳に刻み込まれていく

性質が悪いのは解釈によって後でそれが美徳でも信念でもなくただの身勝手だと気づかされることがあることだ

ぬぐえない幼稚性と丸々と肥えた自己顕示欲は俗世と強く結びついている

性欲、地位、名誉、金

それらを切り離したい思いもあるが新緑のために必要な要素だ

生きた証を残したい

愛したい

誰にも邪魔されたくない

それが叶わないならいっそ死んだ方がマシかもな

死ぬことは人生で一度しかないエンタメだとしたら

もっと盛り上げた方が絶対面白いな

浮かぶ極論は紫煙でうやむやにする

生と死の境目は複雑に入り乱れる

生きていても死んだように生きる

生き生きと生きる

死んでなお生きる

死んですべて忘れ去られて死ぬ

生きながら世迷言をぶつぶつとはくのは

どちらかというと死に近い所作

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