2019年CWS通信簿-野手編-
こんにちは、ヨヨです。皆様のものを参考にし、初Note&初通信簿を作成しました。温かい目で見ていただけたら幸いです。
ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー
さて、まず選手の前にチームの成績をさらっと。
72勝89敗 勝率.447 AL中地区3位
・チーム防御率4.90(AL9位)
・チーム打率.261(AL8位)
・チーム失策数117個(AL14位)
前半戦を借金2で折り返したものの、後半戦は主力の離脱もあり7連敗を喫するなど大失速。ただ、若手が一斉にブレイクし昨年から10勝上積み。今オフも積極的に動きいよいよ“本格始動”というところまできました。
それでは、本題の選手の評価へと移りましょう。
・評価
S〜E(+,−あり)
※極端に打席数の少ない選手は抜かしてあります。
捕手
ジェームズ・マッキャン B-
118G .273 18本 60打点 4盗塁 ops.789
打撃開花もあり正捕手として自己最多タイの118試合に出場。初のオールスターにも選ばれたが、後半は.226 ops.695と失速した。ただ、得点圏では.321 7本 47点 ops.1.000と勝負強い打撃でチームを勝利へ導いてくれた。
守備面に関して、FRM-9はMLBワースト。だが若手主体の投手陣を1年間リードしてくれて非常にありがたい存在だった。
グランダルが加入し、有望株コリンズもいるため放出の噂も。
ウェリントン・カスティーヨ C-
72G .209 12本 41打点 0盗塁 ops.684
おクスリことカスティーヨ。昨年の汚名返上を密かに期待していたが、3度のIL行きなどもあり、キャリアワーストに近い成績に。ただ、いきなり1発を打ったり、得点圏での勝負強さなど非力打線にいいスパイスを加えてくれていた。
DRS-10、FRM-7.6とこちらも守備面は壊滅的。
オフには残念ながらトレードでTEXへ移籍となったが、新天地での活躍に期待したい。
ザック・コリンズ C
27G .186 3本 12打点 0盗塁 ops.656
CWS9位の有望株コリンズ。何と言っても魅力はズバ抜けた選球眼である。マイナー通算362試合で選んだ四球は283個、出塁率.385、ops.840と、とにかく出塁に長けた選手である。
メジャー昇格した際には、初ヒットが初HRというド派手なデビューを飾ったが、その後は苦しみ約1ヶ月でマイナーへ降格。
降格してからはフォームの見直しなどを繰り返し、再度昇格した際には6試合連続安打、ops.760と、才能の高さを見せた。
そしてなんと彼は15歳の頃からグランダルの教えを受けていたらしい。そのグランダルの加入が、今後彼をどう成長させるか注目したい。
一塁手
ホセ・アブレイユ S
159G .284 33本 123打点 2盗塁 ops.834
我らが大黒柱アブレイユ。調子の波が激しいシーズンだったが終わってみれば打点王。25本&100打点5度、通算打率.293と、抜群の安定感。
さて、この成績の通り技量は勿論だが、なにより私が評価しているのは“人間性”。首位打者アンダーソン、来年デビューが濃厚である怪物ロバート、同郷のモンカダ、ヒメネスら若手を指導し、食事なども一緒に行き手本となってきた。GMも「彼がここに来た時からフィールド、クラブハウスのリーダーになった。」と言うほど。
オフにはFAとなったが、3年契約を結んでくれ、「残りのキャリアをここで終えたい。」と明言。うん!S評価しかない!
低迷期からチームを引っ張って来てくれた彼に優勝を味わってもらいたい。
ヨンダー・アロンソ D
67G .178 7本 27打点 0盗塁 ops.576
うーん。恐らくマチャド勧誘のためにトレードされたのだろうが、そのマチャドも結局SDへ。
一方で成績も振るわず、自身も6月にDFAされCOLへ。
結論:何しに来た?
二塁手
ヨルマー・サンチェス C+
149G .252 2本 43打点 5盗塁 ops.638
守備職人サンチェス。今季は見事GGを獲得したが、課題の打撃は全く改善されず。
三塁、遊撃も平均以上に守れる守備力があり、ベンチやクラブハウスでも明るくチームを鼓舞してくれ、非常にいい選手だった。
だが、新たにUTプレーヤーのメンディック、有望株マドリガルなども下では控えている事もあり、オフにノンテンダーに。
三塁手
ヨアン・モンカダ A
132G .315 25本 79打点 10盗塁 ops.915
元No.1プロスペクトのモンカダ。今年は神がかっていましたね。オフにバレルを意識した練習を取り入れそれが見事に成功。「彼はもう諦めろ」など、厳しい声もあったが見事結果で黙らせた。
三振数154、K%27.5とまだ粗さが残るがこちらも改善されつつある。更なる成長に期待。
遊撃手
ティム・アンダーソン A
123G .335 18本 56打点 17盗塁 ops.865
自分大好きマンことアンダーソン。まずは首位打者おめでとう。ホームops.835、アウェイ.891、左投手.844、右投手.874と、抜群の安定感を見せたが、
518打席立って選んだ四球はたったの15個。相変わらずのフリースインガーっぷりだが、まあこの成績なら許容範囲か...
派手なパフォーマンス、そして失策26(こちらもトップ)で、見てるこっちは色んな意味で恐怖を与えられる。
来年はケガなく頼む!
外野手
※ここからはグロ注意
エロイ・ヒメネス A
122G .267 31本 79打点 0盗塁 ops.828
開幕前、新人王最有力候補と評された男は4月ops.704、5月.643と、序盤は苦しんだ。その後は調子を上げていき、後半戦は15本、ops.870と見事アジャストし、1年目で30本をクリアしてみせた。
新人王でもおかしくない数字だが、なんせ他が化け物すぎた。
来年は“2年目のジンクス”というものにハマらず、更なる活躍を見せてほしい。CWSの未来を背負っているのだから。
アダム・エンゲル B-
89G .242 6本 26打点 3盗塁 ops.687
打撃フォームを改造して挑んだ今季だが、いまいち結果に結びつかず。それでも左投手にはops.841、9月はops.778と何かコツを掴めたか。
自慢の快速を生かした守備は今年も健在。(DRS+2,UZR+2.6)好守で何度も投手を救ってくれた。
CWS外野陣は皆守備力が低い。その中で彼の存在は貴重になってくる。来年は29歳。若手主体のチームを引っ張ってもらいたい。
リウリー・ガルシア B-
140G .278 8本 40打点 15盗塁 ops.688
まず、離脱することなく1年間チームに帯同してくれた事を褒めたい。チーム事情もあって、バッテリー&一塁以外は全て守ってもらった。彼無くしては戦い抜けなかったと言っても過言ではない存在だった。
昨日獲得したマザーラ、怪物ロバートも控えているため来年は出場機会が減少するだろう。だが、UTプレーヤーとしてチームを支えてもらいたい。
ライアン・コーデル C-
97G .221 7本 24打点 3盗塁 ops.645
身体能力の高さはピカイチ。自己最多の97試合に出場したが、レギュラー確保のチャンスを掴みきれず。AAAでサイクル安打を達成し、メジャー昇格後も勢いそのままにHRを打っていたが、
その後は波に乗り切れず、オフにOutrightとなった。
ジョン・ジェイ D
47G .267 0本 9打点 0盗塁 ops.626
オフに1年契約を結んだ。手薄な外野手を補強、かつ“マチャド勧誘”の意もあっただろう。
STで故障し、6月末に復帰。その後8月にまた離脱し、そのままシーズン終了となった。
特にコメントなし。
ダニエル・パルカ E
30G .107 2本 4打点 0盗塁 ops.372
ST時からブンブン振り回していたので、嫌な予感はしていたが...。一気にネタキャラになってしまいましたね。
開幕から32打席連続無安打、33打席目にしてようやく初安打を記録したが、その後も22打席連続無安打。開幕から50打席立って1安打以下は約70年ぶりの珍記録だとか...。とにかく酷かった。わずか30試合の出場ながらwar-1.4というチームワーストの数値も叩き出した。
“2年目のジンクス”なんて、そんなレベルではない。とにかく酷い。酷すぎる。まじで。
オフにグランダルの加入と共にDFA。そりゃそうだ。とにかく鍛え直してこい!
UT
ダニー・メンディック C
16G .308 2本 4打点 0盗塁 ops.787
ルーキーながら、二塁&三塁&遊撃で出場。どこも平均以上に守れる。
打撃では、40打席とサンプルは少ないが、この成績もまずまず。
STで、2本 ops.1.145、AAAで、17本 ops.812と打力が向上しつつある。これから化ける可能性も。
密かに注目している選手である。
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ざっくりではありますが、私の評価はこんな感じです。見ての通り外野手が悲惨ですので、トレードで獲得したマザーラ、マイナーMVPの怪物ロバートに一層の期待がかかりますね。
次回は投手編を投稿したいと思います。
それでは、また。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?