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10月の本まとめ

9月、10月あたりに読んだ方まとめ

今年の目標として続けてきた月一冊の読書ですが、いいペースで続いています。
始めるまでは月一冊読むの大変だーと思っていた読書ですが、逆に1カ月かけて一冊読む方が大変だと思えるようになった。

読む習慣ができるまでは、買った本、借りた本はちゃんと最後まで読まなきゃというルールをつくっていた。だけど本なんて出会いと相性だなと思えるようになる。
少し読んでみて、無理!と思うやつは早々に手放す。そうして読みやすい本に出会っていくのがいい感じ。

いちいち買っていたら大変なのでよく図書館を利用するようになる。新刊、ピンポイントで読みたい本は買う。
なるべく近くの本屋で買いたいけどいつも置いてない。仕方なくAmazonで購入する。
応援したいんだけど取り寄せ1週間は待てないなぁ。。

読んだ本

・新版 アフォーダンス

アフォーダンスは知りたいテーマだったので手に取ってみたが、なんか知りたかった事と違う感じで書かれていてピンとこなかったので読むのを諦めた。

・お釈迦さまの脳科学

苫米地英人さんの本は好きだ。すごく読みやすいので夢中になってガッと読める。
著者は釈迦の仏教こそ本当だ、というような書き方をよくしている。確かに本質的で素晴らしい教えだと思えるし、同時に、そこから派生していった今日までの仏教というものも気になるきっかけとなった。
釈迦の仏教が本質的、真理であるならそれ以上はもう必要無いように思うが、時代によって異なる教えとは何なのか、そして根本の変わらないものはあるのか?あるならそれは何なのか。空海、最澄、親鸞、それぞれの教えまで、釈迦から地続きに歩みながら見てみたくなった。

・現代版魔女の鉄槌

苫米地英人おもしれーと思ってとにかく片っ端から手にとっていました。
10年ほど前の著書でTwitterやFBがニューメディアとして紹介されている。時代的なギャップはあるけど、今と言ってることはあまり変わらないし結局はメディアの洗脳で、気をつけんといかん的な。
この辺で苫米地さん読みたい衝動が落ち着く。

・神なき時代の日本蘇生プラン

共同体、都市工学についての話題でぐいぐい引き込まれ、天皇、メタバースへと繋がっていく。本当に今自分の関心事でまとまった本でめちゃくちゃ面白かった。「仮想現実」よりも「拡張現実」。テックは善か悪かの二元論じゃない。ちゃんとクズ化しないための具体策もあってよかった。
これは売らずに何回か読むつもりで沢山マーキングした。しばらくは読み返したいと思える良い本でした。今のところ今年のベスト

・クルマを捨ててこそ地方は甦る

神なき時代の〜を読んで都市工学が気になり、著者の1人である藤井聡さんの本で気になるタイトルのものを購入。
地方の人間からしたら「何言ってんだ!そんなことできるか!」なタイトルだが、いや、これくらいしないと変わらんよなぁと思っていたので内容がすごく気になっていた。

肝心の内容は、、、データや事例を出してもっともらしく語られているが、なんかちょっと思っていたのと違ったなぁ
言ってる事を否定はしないし、同意できるんだけど想像の範囲を超えなかった感じ。

感じ取れたのは都市計画のスケール、規模感、どれくらいの時間をかけて取り組んでいくのか、整備がとにかく必要だけど整備するための一時的な損失をどう補填するのか。
長期的な都市の発展の為に犠牲にする期間、そこをどう納得させることができるのか。

ちょっと規模をデカくすると100年後の人類、地球の為に、今苦しい選択ができる人類ってどれくらいいるんやろうか?そうした種の損得のような考え方ができるようになるには、、などと膨らむ想像ができてよかった。

年内あと何冊読めるかな。
少しずつ本が好きになってきて嬉しいです。

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