アメリカの大学受験でよく聞くGPA、SAT、ACTって何?
知ってしまうとそんなに複雑じゃないけど、知らないことだらけなので大変なアメリカ大学の受験。
いろんな略語が飛び交うんですよね。その中で、いくつか大事そうな略語について情報をシェアしたいと多います。
まずは成績の話をするときによく出てくる単語の『GPA』。Wiki で調べてみると下記のように書いてありました。
GPA (Grade Point Average)とは、各科目の成績から特定の方式によって算出された学生の成績評価値のこと、あるいはその成績評価方式のことをいう。 米国の大学や高校などで一般的に使われており、留学の際など学力を測る指標となる。
だいたい0点から4点までの評価方法で、イメージで言うと日本の内申点に近い感じでしょうか?基本的には学校の成績から換算されるので、優秀な学校にいっていると高得点が取りにくくなったり、公立高校だと宿題出しているだけでそこそこの点数になったり、厳しい先生だと大変だったりと何かと不公平感がでそうな点数システムなんですよね。
成績の良し悪しをいうとアメリカの高校生の平均的な成績(grade Bレベル)をとると3.0くらいになるそうで、いわゆるオールAをとると3.7を超えてくるみたいです。
次が日本のセンター試験(今は共通テストって言うんですっけ?)にあたる『SAT』と『ACT』。
SAT(Scholastic Assessment Test)とは、非営利機関であるカレッジボードが運営している、アメリカの大学進学に必要な大学進学用の標準テスト(Standardized Test)のことで、ACT(American College Test)とは、アメリカンカレッジが運営している、SAT同様にアメリカの高校生や留学生が受験をする、大学の入学審査に必要となる標準テスト(Standardized Test)だそうです。
ざっくり言うとSATが英語・数学それぞれ800点、合計1600点満点のテストで、ACTが英語・数学・科学を含んだ36点満点のテスト。1年に複数回受験できる(一番いい点の結果を大学入試のときに使用できます)し、多くの大学が両方のテストを採用しているので、両方受けている生徒も多いのだとか。
詳しくはこの方のウェブサイトが読みやすかったので参考にしてみて下さい。
よく言われるのがSATとACTどっち受けたほうがいいの?という話ですが、私がググった範囲や聞いた話だと、英語が得意ならACT、数学が得意ならSATといった感じのようです。どちらのテストも受験可能なので、迷ったら両方受けてみて得意な方を探してそれを強化していくでもいいですし、余力がある学生なら両方受け続けるってパターンもありでしょう。
それぞれ年に7回受験できるようなので、日本の一発勝負のセンター試験よりはるかに良心的な感じがします。日本もこの制度を取り入れたらいいのにって思いますよね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?