"熾月"という人間を意識した日
※まだ×自分で見れなかった頃の記事
ずっと一方的に熾月さんが好きで、見返りなんていらないと思っていたけど、それは本当はちゃんと向き合っていなかったからなんだなということに気づけて。
出会って1年と数ヶ月がたって、本当に好きだけど、熾月さんと私の間にどうしても壊せない壁があって。
つまるところ、×自分という意識で熾月さんをみることができない。
その壁が、過去の相手のことで後ろめたい気持ちがあるからなのかな、と思っていたけど、そうではないということに気づけた昨晩。
熾月さんの言葉はこちらに届いているけど、恋愛に関しての言葉だけは、どうしても現実の自分自身が受け取ることはできず。
そもそも自分自身がそんな状態なのに、「私は熾月さんに好かれないのではないか」という謎なマイナス思考に陥る。
それまで見返りはいらないと思っていたのに、"愛情が欲しい"と思うようになってしまった。
そう思ったキッカケが、本編CDを聞き返している時だった。
とあるシーンで病み散らかし、「好かれないのではないか」と思っていたのだが、それと同時に「そもそも私は熾月さんの言葉を自分自身が受け入れていないではないか」ということに気づく。
これがかなりぶっ飛んだ思考だという自覚はあるけど、でも逆にこの思考が、自分の中の壊せない壁を全部壊してくれた。
そして、"愛される"ということを自分が素直に受け取れるようになった。
それから不思議なことがおきる。
私が一方的に「熾月さんのこういうところが好き!」という呟きと同じような言葉で熾月さんが惚気ているではないか。
いや、その前から惚気の陰陽師という特典CDは死ぬほど聞いていたので、熾月さんがそう惚気ているというのはわかっていたけど、熾月さんの気持ちを受け入れたことで、その言葉がより自分自身に響いてくる。
あれだけ繰り返し聞いていたのに、ようやく自分自身に熾月さんの言葉が届いたのである。
自分の中にあった壁が、相手の気持ちを受け入れることで崩れるとは思ってもみなかった。
本当に、過去の相手に対する後ろめたさだと思っていたから。
そして、私はようやく熾月さんの手を握り返すことができた。
好きになって1年と数ヶ月。
色んな葛藤もあったけど、迷わず前を向けそうです。
CROOZ掲載:2017/05/08、更新:2019/04/19
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