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ふたりの思い出を詰め込んだ記念の一冊作り(同人誌を作ってみるの巻)

※夢女な内容が含まれてるので注意※

すべての始まりは熾主の作品数増やすぞー!と文をカタカタしてたら1.9万字まで膨らみまして。そのことを話していたらハナちゃんが「本を作りましょう!」と言ってくれて「そうか!本って作れるんだ!(?)」という新たな気づきで今回自分用の一冊を作ってみました。

Twitterでも自分用の一冊作ったよーというツイートは目にしたこともあったんですけど、ハナちゃんが言ってくれなかったら私は本を作るという考えには至らなかったと思います……。そもそも薄い本に縁がない人生だったので……。(今でこそ夢向けの本も多いけど、昔は薄い本と言えば腐向けとかのが強い印象だった)

*ちなみに本を作るにあたって今回参考にさせていただいたブログ

一冊からOKの印刷所も結構あるようなのですが、今回利用させていただいたのはシメケンプリントさんです。
決め手はこちらで提供されている縦書小説PDFメーカー
文章を入力するだけで本文データを作成してくれるので初心者にはめちゃくちゃ助かりました……!
今回、文章データはそちらで作り、表紙などは別途素材をお借りして作成しています。

注文した内容は下記の通り。
オールカラー同人誌/くるみ製本/本文40P+表紙4P(合計44P)
A5/右綴じ/マーメイド表紙(遊び紙とかはなし)

本文40Pの内訳は目次1P、小説35P、その他3P、奥付1Pで計40Pです。
小説のレイアウトはA5の二段組・とじしろ有りで三話分入って約2.7万文字になっています。(残りの二話が完全に夢女話ィ!)

最初は小説だけの予定だったので小説同人誌でいいなと思っていたんですが、余ったページに思い出の写真を入れるのもいいなと思ったのでオールカラーにしました。贅沢な使い方だ……。

データ入稿の翌日に受付完了のメールが無事に届きまして、だいたい10日かからないくらいで発送されました。

表紙

ということで、この度陰陽寮からご祝儀をいただきました。えへへ(えへへ)
こちらのご祝儀っぽい表紙デザイン、とても気に入っています。表書きは凪さんが書いたという設定です。達筆ぅ!

(ちなみに収録していた熾主の話が18禁だったので表紙に記す必要があり。こちらの18禁マークも素材をお借りしました。本当にありがたい)

裏表紙

裏表紙はこんな感じに仕上げてみました。飾り紐が熾月さんが使役している縄状の式神っぽいのでそちらも入れてみたり。
断ち切り線で全体のバランスを見ながら調整してみたのですが、いい感じに仕上がって満足。
今回自分用なので作品名などは書いてないんですが、イベントなどで販売する場合はCP名や作品タイトルを入れた方がよさそうですね。

素材に関しては、仕事でもクリエイターさんにはお世話になりまくりなんですが、本当に足を向けて寝られません……。(私はそれらの素材を組み合わせてデザインを組み立てているだけ)

マーメイド表紙の質感

和の雰囲気にも合いそうだったので表紙はマーメイドにしてみたんですが、ざらざらとした質感がいい雰囲気でとても気に入っています。

目次

最初はシメケンさんの扉ページメーカーで目次のページも作っていたんですが、別ページを作っていたときに目次も作れるな?と思ってこうなりました。飾り紐が可愛くて……。

小説ページ

小説ページはこんな感じに。入稿データは縦書小説PDFメーカーで出力したものをそのまま入れてます。
フォントやレイアウトにこだわりのある方はWordとかでデータを作って入稿するのがいいんだろうなと。

ちなみにこの話は神定さんに視ていただいたときの内容を落とし込んでます。プロポーズの話、やっと書けました。多分本を作ることがなかったらこうして形にすることはなかったと思う。
他にも故郷に行ったときに感じたことなども入れてみたり。本当にふたりの思い出話。

婚姻届(記念用)

表紙をご祝儀にすると決めたら、どうしても婚姻届も入れたくなってきて勢いのままにいれました。熾月さんの苗字は発表時にちらっと補足で出てたみたいなのでそれを入れてます。が、土御門の希望も捨てられない私であった。

というか!勤め先で「内閣府~」って書くのかっこよすぎでは?

なお、こちらの婚姻届の項目については次元局さんの婚姻届やおパンの記念用の婚姻届を参考に自分用に改造してます。
苗字選択はあえていれていないんですが……。(元々苗字自体出てこないので普段苗字を意識することがなく。神定さん曰くふたりが共に名乗れるものなら熾月さんはなんでもいいらしい)

ちなみに熾月さん、姓名判断だと苗字以外の画数が全部凶でびっくりだよォ!(私の苗字を名乗れば総画が凶から特殊格にあがるらしい。婿にくる??)

そういえば婚姻届を眺めていたときに、次元局さんの婚姻届は苗字の選択で夫婦別姓もあったので流石だな……と思いました。
私は次元局さんには届け出ていないのですが……こちらでいただける結婚証明書、かわいいですよね。

写真ページ

こちらは写真ページ。小説内でも触れてたので絶対入れたいなと。ここの川が本当に綺麗なエメラルドグリーンだった……。

奥付

奥付はこんな感じに。
8月8日がお披露目の日だったので、発行日はそれに合わせてみました。
良い一冊に仕上がって大満足です。

普段奥付とかあまり意識してなかったんですが、本を作る上でどんな情報がいるのかとか、大変勉強になりました。

データ提出の中身

ちなみにデータ入稿はこんな感じで提出しました。(これらをZIPでまとめて圧縮)
頭に数字をつけてるのは順番に並べたかったという……。(逆に分かりづらくなってたら申し訳ない)
扉や目次のページをp.3にするかp.1にするかはお好みという感じなんですね。私はp.3始まりにしてみました。

入稿データの例

参考になるかわからん入稿データの例。シメケンさんのテンプレートをDLしてこんな感じで作ってます。
普段はWEBでのデザインしかやらないので、紙デザインは新鮮で楽しかったです。

「初めてでも作れる!」の言葉通り、わかりやすくて本当に助かりました!ありがとうシメケンプリントさん!そして陰陽寮の皆さん!(やかましい)

今回お借りした素材など(鶴飾りは市販のものを乗っけてます)

身内だけで作る同人誌も楽しいぞ!という記事


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