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JACK NITZSCHE

LONELY SURFER 69 – JACK NITZSCHE

REPRISE (Press Original)  Mono*PROMO
[ULTRA RARE/MEGA RARE!No CUT/Trading At A Higher Price!/It does not come out rarely!/It is Amazing Sound Pressure!/Gate Fold Cover/lyric sleeve]

スペクタ-・ファン、サーフ・ファン垂涎の激レア・アイテム!フィル・スペクターの左腕としてウォール・オブ・サウンドを文字通り作り上げた偉大なるアレンジャーのファースト・ソロ作。早すぎた"ペット・サウンズ"、永遠のサーフ音楽。
「作編曲家ジャック・ニーチェは2000年8月25日、気管支感染の再発がもとでロスにあるクイーン・オブ・エンジェルス病院で逝去。享年63ご冥福をお祈りします」全曲歌なしのインストもの。ニッチェがその後様々なロックアーティストの作品に大胆に導入していったサウンドの原点として聴いてみても、色々発見のあるアルバム。タイトルから言ってサーフィン・インストものを想像してしまいますが、サーフィン・インストの隠れた名曲「The Lonely Surfer」や Astronauts のヒット曲で Lee Hazelwood の書いた「Baja」を除いてはサーフィン・インストと言うよりも、「Stranger On The Shore」や「Ebb Tide」といったスタンダード、「世界残酷物語」、「荒野の七人」などの映画音楽のカヴァーも含めてオールドタイムな選曲がされています。ドラムやパーカッションなどリズム楽器の効果的な使用や、複雑なストリングスのアレンジなど、ポップス新時代の幕開けにあたる66年ならではのジャック・ニッチェのアイディアがそこかしこに感じられるアレンジで聴いてみると、ショパンのメロディが、現代の様々なポップスに影響を与えていることがわかります。好きなことをのびのびとやっているなあという感じが伝わってきます。 バックは Hal Blaine のドラム、Tommy Tedesco、Ray Pohlman のギター、Leon Russel のピアノ、David Gates のベースと、フィレスでお馴染みのメンバーによる老練なる技を堪能できます。ジャック・ニッチェといえば1960年代のポップス界を代表するアレンジャー。ポップス黄金期にはフィル・スペクターとタッグを組んで数々の名作を生み出し、その後の「ロック革命期」にはニール・ヤングやローリング・ストーンズらに「興味深いところでは、井上陽水の1974年のアルバム『二色の独楽』にもアレンジを提供しています。」印象的なオーケストラ・サウンドを提供し、70年代以降は映画音楽に力を注いだ、ジャック・ニッチェが手がけた主な作品には「ビート・パレード」(1964)「パフォーマンス」(1970)「エクソシスト」(1973)「カッコーの巣の上で」(1975)「幸福の旅路」(1977)「(未公開)ブルーカラー/怒りのはみだし労働者ども」(1978)「ハードコアの夜」(1979)「クルージング」(1979)「(未公開)男の傷」(1981)「マイ・ライバル」(1982)「(未公開)吹きだまりの町」(1982)「愛と青春の旅だち」(1982)「ブレスレス」(1983)「天使の失踪」(1983)「スターマン/愛・宇宙はるかに」(1984)「(未公開)ウィンディーシティ」(1984)「ナインハーフ」(1985)「ナイルの宝石」(1985)「(未公開)ショー・ダンサー」(1985)「ニューヨーク・ベイサイド物語」(1986)「スタンド・バイ・ミー」(1986)「(未公開)恋はカメハメハ!」(1986)「第七の予言」(1988)「(未公開)パトリック・スウェイジ/復讐は我が胸に」(1989)「リベンジ」(1990)「ブルーヒート」(1990)「恋する人魚たち」(1990)「ホット・スポット」(1991)「インディアン・ランナー」(1991)「ブルースカイ」(1994)等がある。ニッチェは1975年の「カッコーの巣の上で」と1982年の「愛と青春の旅だち」でアカデミー賞の作曲賞にノミネートされており、後者では主題歌の『愛と青春の旅だち(Up Where We Belong)』でアカデミー賞の歌曲賞、及びゴールデン・グローブの歌曲賞を受賞している。
The Lonely Surfer
Puerto Vallarta
Stranger on the Shore
Theme From "Women of the World"(世界女族物語)
Old Town
Ebb Tide
Theme From "Mondo Cane" [More]( 世界残酷物語)
The Magnificent Seven
Baja
Theme for a Broken Heart
Beyond the Surf
Da Doo Ron Ron
 
Bass – Dave Gates/Jimmy Bond
Drums – Hal Blaine
French Horn – Gale Robinson/Bill Hinshaw
Guitar – Bill Pitman, Ray Pohlman, Tommy Tedesco
Liner Notes – Phil Spector, Phil Spector
Percussion – Frankie Capp
Piano – Don Randi, Leon Russell
Producer – Jimmy Bowen
Strings – The Johnny Vidor Strings
Trombone – Harry Betts, Roy Main
Trumpet – Roy Caton, Virgil Evans
 
https://youtu.be/Jfw20OUk4co
 

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