見出し画像

「スーパーダンガンロンパ2」感想※微ネタバレあり

アドベンチャーゲームやりたいなって

アクションが苦手でノベルゲームが好きなので、ちょうど良いものを探していたところ、名作といえばおおむね「逆転裁判」「ダンガンロンパ」「シュタインズゲート」しかヒットしないことが分かった。
でも逆転裁判は実況見ちゃったし、ダンガンロンパとシュタゲは流行ってた頃にアニメ見ちゃったしな~。と思っていたら、なんとダンガンロンパの無印が1年前頃に実況を解禁したらしい。そして好きなプレイヤーがおまけまでやり込んだ動画を完結させているらしい。
ということで、爆速で全編視聴し、感動のままに2を購入。やるぞやるぞ~。

55時間ノンストッププレイ

すごく長かったので100時間くらいやったんじゃないかと思ったけどそんなことはなかった。
本編終了時点で35時間、収集要素全コンプリート、好感度イベントの先まで全員分クリア、これ以上できることがないところまでやり切って55時間。
丁度アニバーサリーセールで1200円だったのでコストパフォーマンスは最強。
本編は私が探索と収集を徹底的にやりながら進んだせいで時間を食っており、本来であれば20~30時間で終わるとのこと。

思っていたよりかなり練り込まれてる

これはそもそも私がダンガンロンパを「デスゲーム×デザインの雰囲気でヒットした一発もの」くらいに認識していたのが悪かったのだけれど…。
2が無印の売れ行きに便乗しただけの蛇足劣化版ではなく世界観をさらに引き立てるようなものになっていたのが驚きだった。
無印ラストシーンで「学園を出たその後、絶望的な状況を脱出できたのかがが知りたい」というのは誰もが思ったことのはずで、そのリクエストにちゃんと答えているのが偉いなと。
また、作中で「ゲーム」要素がかなり押し出された演出になっており、「ダンガンロンパらしい悪趣味なメタ要素かな?」などと思っていたので、ラストで伏線として回収されて感心した。舐めててすみませんでした。

キャラクターがあんまり好みじゃないと思っていたら

これもある種制作陣に転がされていたところなのかもしれないが、「今回、どいつもこいつも性格がイマイチじゃね?」と思っていた。無印のキャラクターと比べてどことなく雑魚敵感があるというか。
「ミッシングリンク」で普通に暮らしていた頃から殺人騒ぎ起こしていたような奴らが希望ヶ峰学園の生徒ぉ~?という感じだし、どこか正義感や高校生らしさが足りてないような気がして。無印と被らないようにする余りに設定を捻りすぎたのかな?と疑ってしまう。
特に主人公が直情的で、苗木君のようなカリスマ性や正義感に欠けている感じで、応援しづらい……。
そしたらなんとそれも伏線だった。一本取られた感がすごかった。無印への愛が強いプレイヤーほどこの罠(どこまで意図されていたのか分からないが)と終盤のカタルシスにしてやられたんじゃないかなと。
ただ、狛枝は最初から最後までメッチャ好きだった。良いキャラだ。

3もやります

ここまで書いて放置していたが、2はかなり良いゲーム体験だった。南の島モチーフめちゃくちゃ好きだし。BGMがめちゃくちゃ良いし。
3が賛否両論あることは耳にしているが、好きな作品の続編があるということは純粋に嬉しいことなので楽しみにプレイしようと思う。
願わくば2,3も順に配信OKになるよう。他の人のプレイ動画も見てみたいなー。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?