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神田伯山といふもの【福山雅治 想望】


講談師 神田伯山という人がいます。
もしかしたら若い人は知らないかもしれません。
そもそも講談とはおもに武将や偉人の物語など、歴史にちなんだ話を、座って1人で読み聞かせる芸です。 釈台という机を前に置き、戦物語(いくさものがたり)を読む時は、その上に本をのせて読み進みます。 和紙で作った張り扇(はりおうぎ)というもので釈台をたたいて、読む調子を助けたりもします。

この講談界の天才が「神田 伯山」

今まで落語や歌舞伎はTVなどでやっていて、特に歌舞伎は中村勘九郎だの海老蔵だのドラマやなんだと出ていたので、若い方でも知っていると思います。

この神田伯山を知るきっかけになったのは、確かTVじゃなかったかなと思いますが、この人はそんなにTVに出るような人ではありません。

今はYouTubeの時代ですので、この人のチャンネルもありますが、ヒカキンやフィッシャーズのような大人気でもなく、おそらくかなりの年をとった狂人に支えられているだけのチャンネルではないかと思います。


この神田伯山は浅草などの演芸場で講談をするのが本業ですが、彼が最も生き生きしているのはラジオではないでしょうか。

私は普段ラジオは聞きませんのでポットキャストの方をダウンロードして朝夕の通勤で聴いています。


この神田伯山をここのnoteで書こうと思ったのが、どうやら彼はよくエゴサをするとか
万が一、億万が一、彼がこの記事を発見してくれたら面白いなという一点でのみ書いております。


講談なんて知らねーよと思っていましたが、彼の講談をYouTubeで見た時にハマってしまいました。落語とは違う独特な話し方や内容が歴史が好きな人にはピッタリじゃないかなと思います。

彼以外の講談師の話は聞いたことはありませんが、おそらく彼が天才だからここまでハマったのだと思います。

そして、ラジオでは毒を吐きまくります。日本古来の伝統芸能を継承している神田一門筆頭講談師とは思えぬ語り口
講談がはまらなくてもラジオにはハマる人は多いのではないかと思います。


めんどくさいのでリンクは貼りませんが、ぜひ神田伯山を一度試してみてください。


ちなみに、講談を何話か聞いていて思ったのが、スーパー歌舞伎のような現代版の講談をしたら面白いのではないかと思いました。
例えば、マクドナルドのハンバーガー注文を江戸っ子に解説するとか、江戸っ子が転生してスマホの使い方を教わるとか
私に講談の才能があるならばやってみたい
だが講談は演技力も問われるもの
ただ台本が面白くて話すだけでは全然面白くない
神田伯山の才能があったらスーパー講談をYouTubeで配信してみたいと思った冬の夜でした。

エゴサにひっかからないかなぁ
神田伯山のこと書いてる人なんてこの世にほとんどいないだろうから目にとまらないかなぁ

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