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これから人が提供できる価値は何だろうか

第92回(2023年2月1日)

第91号(2023年1月25日)、三橋久美子さんからバトンを受け取りました伊東です。」
1月30日に私が住んでいる岐阜県庁新庁舎のこけら落としで落合陽一氏の講演があった。DXというテーマだったが、非常に興味深い内容だった。彼は「デジタルネイチャー」即ちヒトとデジタルは自然と同様に融合していくような関係になることを提唱している。
今デジタルの発達は恐ろしく速い。人間が誰も理解できないのではないかというくらいAIも発達している。
これからはAIに「論文を書いて!」というと書いてくれる。「この絵を書いて!」というとすぐに書いてくれる時代が2028年には実現できるそうだ。
そうなると研究者や芸術家の存在意義が薄くなる。
さらにAIは人よりもスピーディかつ正確だ。定型業務はノーコード開発によりなくなる。車も自動運転だ。

そうなった時に人が提供できる価値は何だろうか。
ヒトに残るものは感情、即ち幸福感の追求ではないだろうか。
それは人にしか感じられないし、幸福の追求はいまウェルビーイングというキーワードの元で話題になっている。
プロティアンキャリアの観点からも心理的成功という観点を重要視しており親和性もあると思う。
さらに、いまは人的資本経営と言われているが、今後の展望で行くと、社会系資本が重要視され、さらにその先には心理的資本が重要視されていると言われている。
まさに感情こそが今後ヒトが価値創出ができる唯一の方法ではないか。
難しい世の中であることには間違いないが、志や想いだけは持ち続けてこの激動時代を生き抜いていきたい。

「次回は笹本勝之さんにバトンをお渡しします。」

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