ひろがるスカイ!プリキュア 感想㉑
第41話「ましろと紋田の秋物語」
ちょっと風情あるサブタイトルだな。やっぱり秋は梨だよね、栗ご飯も良いかも。ハレワタールちゃんとツバサくんは、夏でも冬でも修行してるし本読んでるだろって思いました。ましろさんはすっかり絵本作家だな。
目指せ入選鉢巻ましろさん、かわいいぞ。でもなんか気合入りまくって、かわいく空回りしてますね。傍から見てると、ましろさんのいろんな表情を見れて楽しいな。
バッタモンダーさん、新しいバイトしてるじゃん。しかも真面目に働いてるな。外面の良さは確かにあるからな。こんな内面でよくボロ出さないなとは思うけど。カバトンさん、焼き芋売ってるんだ、今どき屋台で。しかもけっこう楽しそうだし、子供に人気もあるっぽい。ソラシド市での再出発、上手くいってるんだな。対照的な2人だ。
自分から絡みにいくのか、バッタモンダーさん。頑張っても上手くいかない事もある、実感のこもった言葉だな。こいつも苦労してるんだな、アンダーク帝国にいた頃から。
なんかましろさんとバッタモンダーくんの会話、詩的だな。落ち葉が落ちる理由、僕は知りませんでした。そして夢を壊すつもりが、完璧に励まされるバッタモンダーくん。こういう時って惨めな気持ちになるよね。
バッタモンダーくん、価値の無いもの扱いされてるじゃん、可哀想だ。今までスキアヘッドさんが徘徊してたのは、バッタモンダーくんを探して粛清する為だったのかもしれない。そんな雰囲気じゃなかったけど、そういう事にしとけば一応丸く収まりそう。
力の有る無しで価値は決まらない、これぞましろさんスピリッツだ。でも敵の目の前で悠長に作戦会議するなよ、絵的に面白いだろ。
バッタモンダーくん結局見逃されるのか。そしてここから、アンダーク帝国側の背景も語られていきそう。スキアヘッドとハレワタールちゃんに因縁ができていく感じか?
これバッタモンダーくん、もう1回くらい出番ありそうだな。
第42話「迷いをこえて、未熟なヒーロー!」
久しぶりのシャララ隊長登場だ!
ツバサくんの研究、本当に凄いやつだった。名ばかりの賢者ではなかったぞ!スカイランドのアカデミアな世界で、衝撃が走ってるだろうな。
シャララ隊長、服は確かに着こなしてるんだけど、なんか違和感あるな。見慣れないのと髪型的にかな?似合ってるか聞くのはあざとかわいい。ソラシド市の町を歩きながら、初期のハレワタールちゃんと似たようなリアクションしてるのもかわいい。ハレワタールちゃんがジャージばっかり買おうとしてたのは、シャララ隊長譲りだったってこと?
あと冷静に考えてシャララ隊長って、ハレワタールちゃんの事好きすぎじゃない?ハレワタールちゃん視点だと、シャララ隊長は助けてくれたヒーローだけど、シャララ隊長からしたらハレワタールちゃんは、助けた多くの人々の1人だろうに、めっちゃ気に入ってますよね。ただならぬ感情を抱いてそう。
本当に運動部を思い出すストレッチしてる。ハレワタールちゃんが悩んでる事に、シャララ隊長とましろさんは気付いていたのね。
悩みを1人で解決したいハレワタールちゃんと、相談してほしいツバサくん、軋轢が生まれるかと思いきや、そんな事無かった。ひろがるスカイ!プリキュア、良いチームだなぁ。
Bパート開幕していきなり、こんなに叫びながら悩んでるとは、よっぽどの事だぞ。こんなに分かりやすく息詰まる人いるんだ。
なんでこんな町中で、スキアヘッドとエンカウントするんだよ、なんてもう思わなくなったな。当然の事象にすら感じる。慣れって怖いね。
ハレワタールちゃんは戦いに集中できない。だからといって、ここで直接スキアヘッドと話すって事あるんだ。素直に話してくれる相手じゃないだろ。と思ったら自分から来てくれたスキアヘッド、優しいかよ。アンダーク帝国の人員も、誰かの為に戦っている、人にはそれぞれ正義があるからね。ハレワタールちゃんとスキアヘッドの問答、王道的なヒーローと敵の会話って感じ。今まで散々未熟だって言ってたハレワタールちゃんが、ここに来て未熟で良いと思えるのは、上手い構成だな。たとえ悩んでも考え続け、仲間と共に進むのがヒーロー。答えを導き出したな。
そんな感じの41話、42話でした。
ここに来て敵と歩み寄る展開になってきたな。ハレワタールちゃんとスキアヘッド、ましろさんとバッタモンダーくん。残りの話数で上手くまとまるかな?今から暴力で解決せず、対話での和解となると、落とし所を見つけるのが難しそうではある。
スキアヘッドの言う"愛する御方"が、あの黒幕っぽいやつだろうけど、そこ語り始めるのもっと早くて良かっただろ。スキアヘッドがソラシド市を徘徊してた理由もちゃんとあるのだろうか?