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わたしをわたしが守る

今日、とあるスーパーへ寄ったときのこと。
会計をしようとしたら、カードが使えないお店だと知る。現金を持ち合わせておらず、取り消してもらうことになった。
レジの人は、「必ずレジを通す前に確認してください。」と2回言う。
わたしの確認不足によって手間をかけたことを謝ると、「不正をしたと思われるので。」と。

テレビか何かで見たことがある。親子で手を組み、レジを通したものを取り消して支払いをせずに商品を持ち帰ることを繰り返し行う詐欺。
きっとそういうことなのだとはわかった。

それでもわたしは彼女の態度が受け入れられずもやもやしていた。
何がそんなに気に食わないのだろう?
いいか悪いかでジャッジしていると本当のことが見えなくなる。

わたしは自分が責められたと思い、そのことに執着していたようだ。
気持ち悪さが消えないので、彼女に動機するなら?という視点を取り入れてみることにした。
すると、「彼女はただ自分を守りたかっただけなんじゃないか?」という見方が生まれた。
そう思うと、胸の辺りにつかえていたものがストンと落ちた。

「自分のことは、自分で守る。」
あぁ、わたしは自分のことを大切にせず無防備なところがあるよな、と心当たりのあることが浮かぶ。

自分のことは、自分で守る。

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