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わたしがわたしのこと無視してる

自分で自分のことを無視してる。

なんてこと、知らなかった。
「自分で自分のことを無視している」という状態がこういうことか、というのを知った日。

自分の内側で湧いている気持ちがあって、表情ではそれを表現しているのに、わたし自身がその気持ちを表現することに協力しない。

例えば、旅行のプランを立てようとアイデアを出す時に、誰かが出したアイデアに対して、「うわっ、それしたくないわ。」という思考が湧く。
気持ちは、過去やってみてしんどかった経験があるから、こりごりしている。
そんなことが頭によぎっていても、わたしは言葉に出さない。
そんなこと、しょっちゅうやってる。

根底にある信念は
「喧嘩をしなければ持ち堪える」だ。

自分の表現力の拙さに信頼があるから、伝えることを避けている。
わたしの伝え方では、誤解をうんだり、相手を驚かせたりするから、伝えない方がいいということにして、自分の表現力を磨く機会も奪っている。

周囲の人への信頼があるときは、甘えて拙いまま表現していることは多々ある。

どちらにしても自分の伝える力を磨くことに協力していないから、自分への信頼は低いままだ。

自分の内側に確かに湧いているものを感じているのに表現していないって、自分で自分のこと無視してるのかぁ。
と知り、それを実感すると、切なく悲しい。

相手との違いを明らかにすることに恐れがあるわたしがいる。
頭では違っていていいと知りながら、違っていても協力し合う体験や、違うことを受け入れられないことを受け入れる体験が乏しいのが現状だ。

欲求があるのに、言葉にしないから実感も湧かず、ないもののままにしているのだろう。

そして、きっと叶うだろうと想像がつくことだけを選別している。


はぁー、ほんと寂しかったー。
自分の声、無視せず聴いてみよう。

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