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武田双雲さんの「丁寧道」が凄いと思う。

先日何気なくYouTubeを観ていたら、あるチャンネルに書道家の武田双雲さんが出演されていました。

で、この動画がまさに運命の出会いとでもいいましょうか、そこで双雲さんが話されていたことが私にとっては【人生の学び】とも言える内容だったので「これは、凄いことを聞かせていただいた!」と一人で興奮していました。

あまりに貴重な話だったので、3回観て、さらに覚えておきたい言葉の数々を携帯メモに書き込むほどでした。

その動画の中で双雲さんは、
人は物事を楽しんでやっている時は疲れない。
雑にやっている時は、やりたくない(=つまらない)ことをやっている時。
つまらないことをやっている時は、悩みやすくて疲れやすい。
とおっしゃっていて、ご自身は小学校の頃から
「つまんないこと撲滅運動」をしていたそうです。

たとえば、つまんない授業とか(どうすんだ、これ⁈)ってなったときに、「つまんないことをゼロに出来るかゲーム」なるものをしていたのだそう。

どんなゲームかというと、たとえばカーテンと一緒に揺れてみるとか(笑)、先生と同じ動きをしてみるとか(笑)、とにかくなんでもいいからその場にあるもので無条件に楽しんじゃえ!というゲームだったそうです。

そんな、〝つまんないこと撲滅運動家″の武田双雲さんが辿り着いたのが『丁寧道』。
『丁寧道』とは今目の前にあるひとつひとつの瞬間を丁寧に味わうこと。
つまんないこと(=悩みや疲れ)を撲滅するに は『丁寧道』しかないと気付かれたそうです。

『丁寧道』…初めて聞く言葉でしたが、これはきっと双雲さんの話をより深く理解するための重要なワードだと私は思いました。

そしてすぐさま双雲さんの著書、タイトルもそのものズバリの『丁寧道』を電子書籍で購入しました。(早く読みたかったので)

で、ですね、本を購入してすぐ、私は2回繰り返して読みました。
決して難しいことが書いてあるわけじゃないです。むしろめちゃくちゃ読みやすい。
とにかく内容が素晴らしかったので、じっくり味わいたかったのです。

この本には「丁寧」を意識することが、どれほど自分を幸せにしてくれるか、そしてどのようにしたら日常生活に無理なく取り入れられるのかが実に分かりやすく書かれています。

興味のある方には、ぜひ読んでみていただきたいです。

それともう一つ、今回何故私が『丁寧道』にこんなにもハマったかというと、実は双雲さんの動画に出会う前から、自分でも知らず知らずのうちに丁寧を実践していて、少なからずその効果を実感していたからです。(もちろん生活のほんの一部です)

たとえば、(しょうもない例で申し訳ないのですが)私は洗濯物をたたむのが大嫌いでした。
どうせ着る時に広げるのに、わざわざたたむなんて、なんて無駄なんだろうと思ってました。
特に靴下は、左右同じものをセットにしなきゃいけない(当たり前)という面倒くささがプラスされるので、毎回もうムキーッて感じでやってました。

で、その嫌いな家事ベスト3に入る洗濯物たたみを、ある時から少しだけ丁寧にやるようにしたんです。

今まではハンガーや物干しから衣類を全部外して、適当にガシガシとたたんでました。
でも今は最初にタオル類、次に大きな衣類、最後に小物類、という風に順番に外しながらたたんでいます。
そうすると、手の動かし方などが種類ごとに同じような動作になるので、動きに無駄がなくて楽なのです。
あとは小物を一番最後にしているので、靴下の片割れを見つけるのも楽です(笑)

あとは、タオルやふきんなどはたたんで重ねる時、折り目の向きを同じにすると、しまいやすいし見た目もキレイです。(やってなかったんかい、というツッコミは無しでお願いします)

こんな風に少し丁寧にやるようになってから、いつのまにか私は洗濯物をたたむのが嫌いじゃなくなっていました。

それどころか、洗いたての香りや、ふんわりとした布の感触を感じていると、なんだか落ち着くんです。心が整うというか。

この現象ってなんなんだろう、不思議だなぁと思っていたところに双雲さんの『丁寧道』を知ったので、まさに「これだ!」って感じだったのです。

勝手な妄想ですが、ひょっとしてこれは偶然じゃなく、自分が引き寄せた必然の出会い(動画&本ですが)なんじゃないか、な〜んて思ったりしています。(笑)

私が観たYouTube動画のリンクを貼っておきます。
ご興味がある方はぜひ。
フジテレビ社員の清水俊宏さんという方の
【#シゴトズキ】というチャンネルです。
チャンネルの説明を読むだけでも、熱い想いで作ってるな〜というのが伝わってきます^ ^





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