「さようなら。僕はしばらく眠りにつくよ」
と彼が言った。

彼、とは、551の豚まん専用セイロである。

四個入り二箱を毎日食べて、今日最後の一つを食べ終わったところである。

次の551を買ってくるその日まで、彼は眠りにつくのだ。

どこかで聞いたセリフだな。誰だっけか。

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