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宝石みたい✨️練馬産の葡萄

春先に、練馬区主催の起業家セミナーにいってみた。

ビジネスのアイデアはあるけど、何から初めてよいか分からない人向けのセミナーで、参加者同士で自分のやりたいことを発表しあった。

その発表に対し、中小企業診断士がアドバイスをくれる。

私は、本業はビジネス文書メインの翻訳家だが、旅が好き、旅先の風景を自分で撮影して動画編集するのが大好き、紀行文を日本語と英語で書くのがすきである。
そして、日本の素敵な場所を世界に発信したい!と常に思っている。

その情熱に突き動かされるように旅に出ては旅先を4K動画で撮影し、動画を編集してYoutubeにアップし続けている。

すごく楽しくて、ちょっとのスキマ時間を見つけて動画を作っている。結構続いていて、今年で3年目、180本以上の動画を作った。

自分のやりたいことやできることが、何か仕事に繋がるといいな、と考えて参加してみた。

あまりにも漠然としているので、ビジネスにつながりそうにはなかったが、同じグループで、葡萄を作ってる女性がいた。

お父様が35年研究し続けた葡萄を、もっとみんなに知って欲しい、とのことであった。

練馬区で葡萄!すごい!

写真をみせてもらったら、それは色とりどり、粒が大きく、ピカピカ輝く実に美しい葡萄たちであった。

ああ、こういう、目で見てわかる商品ならビジネスになるだろう。私が好きなことを仕事にするのは、こんなふうに商品として見せられるものがないから、難しいな。

しかし、この美しい葡萄は、たべてみたいぞ!

いまのところは、ご近所さんや、クチコミでファンになったお客さんには売っているそうだ。

なんともったいない!こんなすごい葡萄、みんなにもっと知ってほしい!

そんな話で盛り上がって、お友達になった。葡萄の収穫の時期がきたら、教えてくれるという。

私は、ワクワクしながらその時を待った。とうとう来た!
葡萄の収穫の季節である!

私は、葡萄の収穫は秋かと思っていたらなんと、7月から8月にかけてが収穫時だという。

自転車でシャーっと出かけてみた。
住宅街の中に広々とした葡萄農園があった。ほんとにあった!

練馬に葡萄農園、、、葡萄の木が、ちょうど人の手が届く程度の高さに枝を広げ、まるで平屋の屋根のように平らに伸びている。
鈴なりになった一つ一つの葡萄に大切に袋かかけられ、それぞれ名前や日付などがかかれていた。

それはまるで、奇跡のような風景。

お友達のお父様が35年の月日をかけて作り上げた、全20種の葡萄たちは、今年は8月初旬から9月末まで、次々と収穫時を迎える。

こちらで育てている葡萄たちは、すべて種無しで、皮が柔らかくて皮ごとたべられるものがほとんどである。

私が訪れた時は、「クイーンセブン」、「マスカサーティーン」、「藤稔」「ヌーベルローズ」がちょうど食べ頃だった。パンパンに実った葡萄を一つ一つみせてもらい、味見をさせてもらいながら欲しい葡萄を選ぶ。

マスカ·サーティーン。シャインマスカットの皮をもっと柔らかくした絶品の葡萄。これ、絶対美味しいやつ!
「藤稔(ふじみのり)」
冷蔵庫で冷やして食べたので写真では少し白っぽいが、ツヤツヤパンパンの、これぞ葡萄の王様というべき最高の葡萄。
皮はしっかりしているので皮ごとは食べられないが、パツ、と歯で皮に切れ目をいれると、指先で押すだけでちゅるん、と芳醇な実が口の中にこぼれ落ちる。種がなく、巨峰をもっと味濃くジューシーにしたような味。これが一番すきかも!
「クイーンセブン」
1番人気の葡萄だそうで、世界一甘い!皮ごとたべられて、マスカットと赤い葡萄のいいとこ取りをしたような味。市場にはなかなか出回らないそう。

「ヌーベルローズ」

たべてみてね、といただいた葡萄。
テーブルに置いた瞬間から一気に食べてしまい、写真を撮り忘れた。
花のような香りの小ぶりの葡萄。まさに、名前の通り、薔薇の香りがする。スパークリングワインと合わせて食べた。幸せ〜🥰

味、食感がすべて違う、芳醇で食べやすい素晴らしい葡萄さんたちでした。

これから、また、違う種類の葡萄が旬を迎えるらしいので、楽しみである。

こんな素敵なお友達ができるなんて、起業家セミナー、行ってみてよかったな。

これから収穫を迎える、まだ食べたことのない葡萄さんたちがとても楽しみである。

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