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海は生きているか=東京湾

タイトルに幼児の落書きのように書いた絵は
東京湾です。
下の一番搾られているところが浦賀水道で
東京湾は、外洋と接する部分はほんの僅かで
巾着のような形をしています。
私は、東京湾で泳いだり潮干狩りが
出来る日が来ることを
願ってほんこのマガジンを始めました。
現在の人工海浜での水質は、劣悪で大腸菌などの人に害を及ぼす菌も海水に多くきれいな海
とは言えない状況に有ります。
高度経済時代には、工業立地や物流基地、
港湾機能の拡張や拡大、ごみ処分や
住居スペースを生み出すための埋め立て
等により水質浄化機能や生態系を
保持していた干潟、浅場、藻場が埋め立てられ
工業排水や生活排水による水質汚濁が
続いてきました。
排水による過度な栄養供給があれば、
プランクトンが異常増殖(赤潮化)し、
そうしたプランクトンなどの有機物が死に、
海底に堆積すれば、それを分解するため、海中にある大量の酸素が過剰に消費されます。
今度はそれによって貧酸素状態が常態化し、
それが湧昇すれば青潮が発生します。
そうなれば十分な酸素を取り入れられない
生き物は減少し、漁業も衰退。
さらには東京湾と直接触れ合える場所も
減少し東京湾での遊びや文化の衰退が
もたらされる。まさに負のスパイラルです。
 人工海浜が作られたのは、未来への僅かな望と言えると思います。
そもそも「東京湾という呼称は、明治維新
江戸東京と改称され
湾岸における最大の都市名から命名され
地形図で「東京湾」となったそうです。
内湾部の水深は比較的浅く、
多摩川鶴見川荒川隅田川[7]江戸川
小櫃川などが注いでいるが、
湾口が狭く外海との海水の交換は
行われにくい。
そのためプランクトンの異常発生である
赤潮が度々発生してきた。
外海に面している浦賀水道の水質は良く、
加えて黒潮の影響を受けるため温かい水を
好む南方系の魚やサンゴも生息している。
江戸時代から現代にかけて、沿岸や浅瀬が
相次ぎ埋め立てられた。
これにより湾内には明治・大正期に造られた
海堡を始め、70を超える人工島がある。
自然島は現在横須賀市沖の猿島及び鋸南町沖の浮島 (千葉県)等がある。
関東平野が海と接する湾奥部は、江戸時代には幕府のお膝元である江戸が栄え東京奠都以降、現代に至る首都圏が形成されている。
東京湾の各港湾は、首都圏約4000万人の
生活や経済を支える物流の要を担っている。
現在残されている自然の砂浜は、
千葉県の木更津市以南のみとなっている。
埋立地を利用した港湾としては
横須賀港横浜港川崎港東京港千葉港木更津港があり港湾近くで発展した
京浜工業地帯京葉工業地域は、加工貿易
国を富ませてきた日本の心臓部である。
バブル景気の頃からオフィス街臨海副都心も開発され、バブル崩壊後は、超高層マンションの建設ラッシュや大型ショッピングセンターの新規オープンなどが相次ぎ現在に至っている。
暑い夏が、今年もやってくる人工海浜とはいえ海で泳ぎ遊べる
日が来ることを願ってやまない。