大祭司の礼服『純金の札」③



1.「純金の札」③

「札」という語は「ツイーツ」(ציץ)で、一つの例外を除いて「花」と訳されています。

それゆえ、新共同訳は「純金の花模様の聖なる額当てを作り」と訳しています。上記の写真も花模様となっています。

「花」は枯れてしまう一時的な美しさをもっていますが、それが純金の札として大祭司の額にあることによって、朽ちることのない栄光を啓示していると言いえます。

それなくして大祭司がイスラエルのために主の前に出ることはできないものであったのです。

純金の札(ツイーツ)に刻まれた「主への聖なる者」の文字こそ、御子イエシュアを証しするにふさわしいものです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?