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《生い立ち》を振り返ると ⑤

改めてこの世に生を受けたことを
振り返ると

オリンピック選手を2人育て
頑固一徹
昭和の時代を代表するような父と

お嬢様育ちで幼い時は専業主婦
のちにいろんなジャンルで商才を
発揮した母に

大切に育てられた


2つ半で姉になり



何をやっても優れた才能を持つ弟





6歳からピアノを習い始めた私

母と一緒に待つ弟が音に反応すると
『音感いいね!歌手になれば良いわ
顔も可愛いし』ってピアノの先生


人見知りゼロの弟を連れて
よく一緒に友達の家に遊びに行った

自分でも可愛がる面倒み良い姉だと思ってた




弟が幼稚園の帰り交通事故に遭って車に当たった瞬間に


飛んで行った映像が頭に残る

『何で?』

私は給食係で学校にいたのに

その時はわからなかった






8歳で腎臓病に

3ヶ月以上は学校を休み
家で療養は絶対安静が条件

塩分調整でスイカ🍉が良くても
冬場で味の無いうどんを食べてたなぁ〜

目立たないおとなしくて
聞き分けの良い長女タイプに
より拍車がかかった


学年が進むほど
学校でどんどんヒーローになった弟

夏.プール競技でクロールのお手本
皆んなの前で1人泳ぎ、私はプールサイドで見学組

運動会はリレーのアンカーでバトン受け取ると瞬く間にごぼう抜き1位でゴール

宿題も全然提出しなくても担任から「ちょっと机に向かえば
灘から東大にいける」と

塾に見向きもせず高学年になっても相変わらず外で走り回って遊んでばかりの弟

友達の行く塾の特待生として無料で来てほしいのオファーがあっても
勉強嫌いで行かなかった

私は親から『女の子は無理せず
無難でいいよ』って

期待もされずに👆何回このセリフ
言われた事か


頭も運動神経も顔も歌も音感まで


『神さまは不公平』


どれほど思った事か



中学受験の時に『音大付属受けるなら?


ご飯以外は
ピアノの前に座ってられるか?

芸術でご飯食べて行くのは
ひと握りの世界だ!』

って父に問われ


ワンレッスン進む度に先生から
『はい』って渡される封筒

母は謝礼を毎回黙って入れて持たせてくれた

回数が増えれば増える程、このまま進んで良いのかわからず

中途半端な氣持ちにも自己嫌悪

親に申し訳なく思う氣持ちと
意思も弱くて音大は諦めた

弟は進学塾さえ特待生で無料

私ばっかり親のすねをかじるようで

劣等感マシマシ

高校受験で弟は勉強しないまま
地域1番目の学校

私はきっちり真面目がとりえ
提出物だしても普通の成績

無難に家から
(2番目の遠いところをやめ)
近くて通いやすい3番手

短大にした理由もイージー
大学じゃなくピアノの実技もある
自分にとってはベストな受験方法

2年間で幼稚園の教諭と保母資格
両方取れて

合格発表が1番早くて
髪も合格したらもう自由に染めれる❣️って真面目に目指す人から見ればテキトーすぎないか(校則に髪の厳しいルール)

弟は高校1.2年連続でK大学から
推薦来るも父が「実力でどこでも
行けるはず」と楽勝切符を無視

東京の大学行ってたらもっと人生
変わってただろうに…まぁ別に私が考えなくても
自力で大学に進学

就職は幼稚園教諭への憧れも無く
Y音楽教室のエレクトーンハウス

「就職率100%なのに幼稚園になぜ?就職しない!」と学校から
表向きは手厚いが
なかば強制的な電話の連絡で

ミッション系の幼稚園に流される
ように担任として就職
後から考えると学校は数字を100%にしたかっただけ?!



保護者にはとても評判良く
先生には非常に過酷な
超ブラック幼稚園だった

私は幼稚園の就職を決める時も
親が高い学費を出してくれたのに
一度も"先生"って呼ばれてないと
何か申し訳ない氣がして

最初はそれだけの理由でなったような感じ

今思うと失礼な話よね
憧れてなりたい人は多くいたのに
ホント…でもしか先生で
すみません


ただ性格的には途中で辞めない
石橋を叩いて渡る超真面目タイプ

責任感の塊の私は他の先生が夏休み冬休みに辞めて行く中

年少、年中、年長合同で
3クラス持ってた時もあったなぁ
(声帯とって声が出ない子も
普通クラスを保護者が希望.担任に)

どんな事があっても担任を持った
からには責任があるから
途中で辞めず

朝早くから夜遅くまで
弟に車で送り迎えしてもらったり
協力があり

私も幼稚園の先生を卒業した



弟が成人式の時に母が準備した
ロレックス限定時計

初めてスーツ着て、腕につけて友達と出かけた

『失くさなかったら良いのに』


案の定
飲みに行ってカウンターで外し
失くす

ラルフローレンのメガネも『今日は
それかけなくても良くない?』

って思ったら失くして帰ってきた


弟にもないものがあった



だんだん自分でも
不思議になり

マイナスな事は怖くて
考えないようにした


『嫌だなぁ』って思うと
だんだんそれが自然に消えるように

遠ざかり
存在すら脳裏から白紙に

今考えると
目に見えるものや
見えないもの


潜在意識と顕在意識

空想
セルフイメージ

心理学
スピリチュアル

宇宙の法則

5次元の世界
パラレルワールド
アファメーション

幼い時は何がなんだかわからない時もあったけど
ハッキリ覚えているのは
もう1人の私の記憶

弟に関しては…

『そうならなかったら良いのに』

コレが後からハッキリとわかる大きな出来事があり点と点が繋がった







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