見出し画像

めまい外来に行きました

「メニエールじゃないかもしれません」

めまい外来で告げられた一言でそれはもうビックリするしかなかったyukiです…苦笑

メニエールと診断され休職して1年半は過ぎました。
茫然。

今までマズいのに頑張って飲んだイソバイドは無駄だったの!?という気持ちになるまでは数日かかりました。

偏頭痛がメニエールと併発してるか
偏頭痛単体か
他の病気か
不安障害などの精神疾患か……

ずっとついて回る精神疾患の疑い。
良いんですよ、精神疾患でも。
楽になれるのなら。
でも、心療内科もカウンセリングでも違うと言われてきて
出す薬もないと言われてきたから、めまいと吐き気とたくさんの喪失体験で、しんどくて辛くて苦しいのをほぼ自力で耐えてきたのに…
また精神疾患疑われるところにも戻るのか…という気持ちでもやもや黒い心になりました。
そして、メニエールじゃなかったら今までのしんどさはなんだったのか…
復職で調整してるけどそれも無駄になるかも…とやるせない気持ち。

でもやってきたことは生活改善ですもんね。
私がこれから生きていく上で必要な気づきが多かったし必要な時間だったと思います。
そして、白黒はっきりして、失ったと思った健康を取り戻せるならそれでいいんだ。


なんて、ポジティブな言葉で終わろうと思ったんですけど…

「もっと自分が今、辛いんだってことに浸っても良いんだよ」「辛いことは辛いって言って良いんだ」
と恩師からの言葉を思い出しました。

マイナスの出来事をポジティブに解釈して他人を責めないように生きてきたと思います。
そして、そう解釈しても心のどこかでもやもやしたり傷ついたりしてる自分を許してこなかった。

なんで気持ちがこんなにもやもやしてるのか…は、きっと復職したくないからだと思います。
働かなきゃいけないけど、
戻って、せっかく取り戻した動けるようになってきた身体、働くようになってきた思考力を奪われるのが怖い。
また蠱惑的な死への強い衝動をもう一度体験することになったら…と思うだけで怖い。
前は「おかしい…鬱っぽくなってる、寝れるようにしなくちゃ」って自分で気づけたけど、
次もできる保証も自信もない。
メニエールで自分がコントロールできてる感覚を失って、ひとつずつ怯えながら一歩ずつ進んで「できた」をやっと取り戻したばかり。

そうやってひとつずつ自分の怖さに向き合って、
怖いのは仕方ないんだなって思えた。
自分を許せたらもう一度この時間は無駄じゃなかった。と心の底から思えた気がします。
同じ結論でも「自分の弱さを許す」プロセスがとても大事な気がします。

後日、半日がかりの詳細な検査でメニエールか診断がつくそうです。
処方された漢方のおかげでめちゃくちゃ痩せて体型が戻ったこと、めまいが減った。
それでいい!と思える反面、
発病前の自分に戻れる期待をしてしまう私に危うさを感じながらも今を過ごしています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?