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コロナ禍が教えてくれた、その2

昨年のからボチボチ旅行に行き出した。まずは近場の温泉宿一泊から。
春に海辺の「政府登録国際観光旅館」(こどもの頃この看板を見て、ロビーに入る時、嬉しくてうれしくて、最近この看板最近みないけど)。
秋に秘境と言ってよい山深いホテルで一泊、紅葉三昧。
正月は、海に面した露天風呂付個室隠れ家的ホテル。
何所もそれぞれそれなりの味があり、料理もサービスもそこそこ及第点で満足だ。ただ、コロナ前と比べて料金がお高いのがちょっと。
でも、人手不足とコロナ禍での赤字挽回で仕方がないか、と。

遠くに行かなくても、近場こんなところがあったんだと気づかされたコロナ禍です。
以前は電車で移動して、ビール片手に見知らぬ車窓を楽しみ、地方の在来線に乗り、地元の方言なんか聞きながら、知らないところを移動して新たな時めきを覚えるのが「旅」だと思っていた。(もちろんそれが一番の楽しみです)

自宅から半径100kmの中に、海、山、川の自然、反対にビルが乱立する都会がある。遠くまで行かなくても2時間程度車で移動する範囲に「旅」があるのを知った。

いくつになっても街を出てみたい。
別に人から管理されているわけじゃないけれど、それなりに規制があり、そう勝手に生きてはいない。
リュックを背負い、しがらみから解放され自由に歩ける魔法の靴を手に入れ、旅を愛した文人・歌人のようにふらっと一人で「旅」出たいと思う。

何時になることやら。




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