三月記 3/19 晴のち雨
令和 6 / 3 / 19 (火)
天気 曇りのち霙 気温 2 ~ 7 ℃
外は、まだ暗く、道は濡れて光っています。
今日の天気予報では、午前中はお日様マークでした。ほっと胸を撫で下ろします。
午前中は、作業道具を持って、工場から工場へ移動しなければならないのです。
派遣先で仕事を始めた頃に、事務員の女性が私に訊ねました。
「どうして、そんなに重い荷物を持って仕事するのですか?大変ですね。」と、言われました。
前任の人は、手ぶらで現場に行き、現場にある道具で作業をしたようでした。
私は、それには答えず笑って頷いただけでした。
説明すると長くなりますし、何より彼女が興味を持つような答えではないからです。
私の作業の一番の問題は、作業時間内で仕事が終わらない事でした。
前任者の事を批判する訳ではないのですが、それ故に作業後が粗末なのでした。
先輩はそれでもいいと言っていました。
工場なのだから仕方がないのだとも。
でも、神経質な私は我慢出来ません。前の現場は、綺麗で清潔に保たれていました。
そこで、考えたのが、作業道具を持って移動する事でした。
ワンセットの道具にすると、その後の後始末 ( 道具の洗浄 ) 作業時間の短縮になるのです。
現場に置くと、その都度その場で洗浄します。
それが無駄な時間になるのです。使用した後のモップは、洗浄しないと悪臭を発生させてしまいます。
10箇所もある現場各々に、5分の洗浄時間を使うと50分の時間を必要とするのです。
一通り仕事を終えて、ワンセットの道具を洗浄すると10分だけで済むのです。
こんな話しを長々とされた日にゃ、うんざりですよ。
私の作業の短縮案は、現在進行中で進化しているのです。
今は、プログラムの見直しをしています。
働き方改革で、勤務時間内に作業を終わらせる事が最優先なのです。
それは、私の為だけではなく、今後、後任に来る人の為にもより良いプログラムを作らなければなりません。
成果は出ています。此処数日は、今まで、30分のサービス残業をしていたのが、10分に抑えられているのです。
それには、夫の協力もあるのです。
本人は知りませんが、私は家を出る時に彼に言ってから出かけます。
「今日は、ぶっ飛んで帰って来るからね~。」
と、宣誓をしているのです。
何もしらない彼は、
「そうか、…」みたいな顔で、依田さんのお天気検定に夢中なのでした。
それでは、皆様、良い一日をお過ごし下さい。
─ 了 ─
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