![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/141162981/rectangle_large_type_2_f855fa5823322d7007e3ce9b3febcc12.jpeg?width=800)
若草日記 5/19 晴れのち曇り
令和 6 / 5 / 19 (日曜)
天気 晴れのち曇り 気温 13 ~ 26 ℃
今朝は、5:30に起きた。ヤバい、寝坊してしまった。だが、親子丼は大丈夫。昨日の残りがあるから。
急いで米を研ぐ。
ご飯が炊き上がっているのに、夫は知らんぷり。早くしないと嫁さんが起きて来るのに?
私は、パジャマから着替えて、膝サポーターを両足に着け、婆ちゃんからキャリアウーマンに変身していた。
それでも、夫は知らんぷり。
嫁さんが起きて来るよ。と言っても、問題無いと言う。
私は、夫に構わず、外に出で、昨日鉢植えから地植えにした、ベゴニアやゆうずるランなどに水やりをした。
ついでに、草取りも少しして家に入った。
夫は、まだ、朝ごはんを食べていない。どうして?嫁さんも起きて来ない?
あれ、あれれ?
この段階で、私は?と思った。昨日は土曜なのだった。え!もしかして、今日は日曜日?
私は、月曜日と勘違いしていたのだ。おお~!
夫は、おそらく前から知っていたのだ。私が勘違いをしている事に。
なんだこいつアホか~、見たいな感じで、ほくそ笑んでいたに違いない。
何だよ、日曜日だったよ~。と、開き直った。
夫は、笑っていた。
もう、気分は戦闘態勢になっていた。休み感が認識されていない私は、俄然働き蜂になっていた。
夫が録画したテレビドラマを愉しそうに観ていたが、そんな物に目もくれず、ひたすら飛び回る。
庭の手入れを始めたら、もう、終わらない。夕方まで庭仕事に没頭してしまった。
夕方になり、急いで買い物をして夫の食事の準備をした。
夫は機嫌が悪い。それは、知っていた。私が1日庭仕事をしたのが気に入らないのだった。彼にしてみれば、当て付けに見えるらしい。
それで、ご機嫌取りに夫の好きなものを買って来た。自分用には、菓子パンとあずき饅頭のアイス。喉が渇いてしょうがないのだった。
私は、どうも貧乏性みたいだ。だらだら過ごすとメンタルが遣られる。
なんと整った庭に癒されていた。
整然とカットされた草、竹ぼうきで掃くと取り残した草も目立ち、また取り直しをする。庭の手入れには、竹ぼうきが良い。
花桃の枝も剪定し、ひこ生えもカット。風通しがよく爽やかになった。
満足まんぞく、いい仕事をした。自画自賛。後片付けもしっかりやる。
何たって、私は芸術家なのだから、見た目に拘る。空間の美学なのだ。
梅雨に入れば、草もどんどん伸びる。その時又草取り、腰がきつくなるが、伸ばし伸ばししながらする、最終的には、四つん這いになりながらやる。これが、婆ちゃんの極意。
婆ちゃんは、頭を使う。体が利かない分、頭を使うのです。閃きですね。
だって、婆ちゃんになるのは何でも初体験なんだもの。
毎日新鮮な知恵を絞って生きてゆくのです。婆さん万歳です。
もう、PM 9:30になります。
はやく寝ないと明日が早いのです。
こうして婆ちゃんの一日は、過ぎてゆくのです。
─ 🍀 ─
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?