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花すみれ日記 2 / 19

令和 6 / 2 / 19 (月曜日)
天気 曇のち晴れ  気温 7 ~ 20 ℃

 朝方、雨が降っていましたが、明るくなるにつれて、青空が見えて来ました。
 気温は、8℃から上昇し、作業をすると暑くなり、一枚服を脱いで調節しました。
 若い頃は、薄着でも対応できていましたが、年齢が進むにつれて、寒さが堪えます。なので寒くないように着込んで、暑くなったら脱ぐサイクルになります。
 これがなかなか大変で、1日に何度も微調整をしなければなりません。脱いだり着たりと忙しいのです。
 まさか、老年期がこんなに面倒臭いとは、若い頃は考えも及びませんでした。
 隠居生活と言えば、のんびり日向ぼっこをしたりしているイメージしかありません。
 趣味の園芸とか手芸とか出来るかなと思っていましたが、世の中そんなに甘くありません。
 悠長な老後は夢の又夢。現実は生きる為に働かなければなりません。
 将来を展望した時、老後になっても働ける仕事を探しました。
 私の職場の先輩は、八十歳現役です。旦那さんは、車で彼女を送り迎えをしています。(昔ならアッシー君です。) 凄いでしょう。
 私も八十歳まで働くつもりでいますが、膝が悪くてサポーターを着用しています。
 肥ると覿面てきめんに膝に来ます。
それで、太らないようにプチ断食を毎日しています。12時間の断食です。
 夕食は夕方の五時半頃で、それ以降は、何も食べません。最初は無理かなと思っていましたが、馴れるとなんでもありません。
 朝ご飯を食べてから、2時間くらい経つと、空腹を感じます。
 すると、脳が脂肪を燃焼するようにサインを出します。この繰り返しを続けると、見事に体重が減るのです。
 これは、新聞に載せていた記事なので、嘘ではありません。あの、有名なタモリさん方式です。興味を持った方は、実行してみて下さい。
 今日は、以前書いた詩をお届けします。

『 綿毛 』

その人は俯いていた
指先をそっと胸に置き
タンポポの綿毛が膨らんで
ため息をつく

風に吹かれた綿毛は
一斉に空へ 一斉に空へ
それから地上へ 地上へ
それから彼女の長い髪へ
止まる さよならの前に…

それから…
静かな悲しみが
綿毛の行方を追うように
キラキラと光って

光って 光って
別れを惜しむ
彼女の睫毛に哀しみが溢れて 
光っている… 光っている
綿毛のように… 光っている

─ 林 花埜 ─

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