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若草日記 5/25 曇のち晴れ

令和 6 / 5 / 25 (土曜)
天気 曇のち晴  気温 11 ~ 15 ℃

 今日の朝方は寒かった。
再びストーブの登場になる。毎年のことなのだが、灯油は6月頃まで準備しないといけないのであった。
 その後にストーブを点検に出すのだった。点検費用は1万2千円。3万円そこそこのストーブに、その半額くらいの点検費はどうなのだろう?
 説明書には、点検清掃をすると17年は保証されるということだった。

 新しく買った方いいのでは?と、思ったりしますが、資源の観点から考えると、使い捨ての時代は終わっているのだった。SDGsなのだった。

 何せ人間も百歳まで生きるのだから、価値観を変えなければならない。

 若いうちに子供を産んで、子育てが終わっても40年以上の人生が残っているのだ。やる気になれば、好きな事に挑戦できる時代の到来なのだった。

 海側は真っ黒になっていた。てっきり雨が降るのだろうと思っていたら、天気予報では、晴れるそうだ。

 外はだんだん明るさを増していた。気温は上がらないのだが、洗濯物を外に干せると思う。
 でも、ストーブが点いているのであれば外に出す必要もないのだった。

 食事も終わり洗濯物も干した。後片付けだけなのだ。
 朝から夫は、機嫌が悪かった。私のする事にいちいち口出しをするのだった。何故なのだろう?マウントを取りたがるのだ。

 その原因が分かった。ケトルの水の量が既定値より多いと注意したからであった。夫は、量について合理的な考えを持ち合わせていないのだった。
 カップ麺にしてもそうだった。既定の分量より多く沸かすのである。
 息子もそうだった。必ず余るようにしているのだった。
 リットル値が記載されているにも拘わらず、明らかに余る量を入れるのであった。不思議だ。
 これも何らかの遺伝なのだろうか?
彼等のDNAには、飢餓状態の記憶が残っているのだろうか?
 ならば、彼等の遺伝子は、非常事態で生き残れるのだと思う。

 あれこれとやかく言う必要はないかも知れない。言っても治らないからだった。

 私のクレームが、彼の遺伝子を刺激して、攻撃せよと命令を出したのだろう。
 恐るべし生存への執着。おそらく彼は私より長生きするだろう。

 そして、彼の遺伝子は、何の苦もなく鼾をかくのであった。幸せなのであった。

 私も休みにおまけが付いたので、今日はゆっくり過ごすことにした。
だって、明日は日曜日なんだもの。
 だけども眠い。どうして眠いのだろうか?兎に角眠い。
 夫のように何の苦もなく眠りたいのであった。

─ 🍀 ─

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