紙コップに残る、あの水滴をどうしても飲みたい

紙コップにドリンクを入れて飲み干すと水滴が残る。その水滴が残った紙コップを捨てることに私は抵抗感を抱いてしまう。90度に傾けたり、コップを振って飲もうとしても落ちてこないので結局はいつも捨ててしまう。どうでもいいことだが、どうしても気になる。

私が通うジムではドリンクが月に五百円で飲み放題である。汗をかいた後、ドリンクサーバーの横に重ねて置いてある紙コップにアップルジュースを注ぎ飲み干すのがルーティンだ。使用した紙コップはゴミ箱に捨てる。汗をかいて乾いた喉を最大限潤すべく、コップに溜まったアップルジュースを全部飲み干してやりたいと思いながら飲む。だからだろうか。水滴が気になる。いくら揺らしてもびくともしない。指で触れるのは衛生上良くない。ハサミできるのは恥ずかしい。いつも無駄に悩むのだ。

ただ、私が最近感じている些細な悩みをかいてみた。実にどうでもいい。

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